カワイ出版
信長貴富:男声合唱とパーカッションのための「饗宴の歌」
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信長貴富:男声合唱とパーカッションのための「饗宴の歌」
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あたり
・作曲:信長貴富
・作詩:アメリカ・インディアンの口承詩
・訳詩:金関寿夫
・A4判/68頁
・グレード:中~上級
2006年に東西四大学合唱連盟の委嘱により初演された。
パーカッションは一人で演奏するが、終曲の「響宴の歌」では合唱団員も幾つかの楽器を担当し、華々しい雰囲気を作り上げる。
<まえがき>
この曲集は東西四大学合唱演奏会(通称・東西四連)の合同ステージのために作曲し、2006年に初演されたものです。同世代の優れた指揮者・伊東恵司さんとの初仕事ということで大いに気合いが入り、できあがってみるとかなり大がかりな作品に仕上がっていました。
作曲にあたっては、大人数の男声合唱を最大限に活かすことを考えました。巨大なエネルギーを一つに束ね、あるいは炸裂させ拡散させるための仕掛けとして、パーカッションを加えることにしました。
この音楽的欲求を受け止めてくれるような詩を求めた結果、金関寿夫氏(1918~1996)の訳による『魔法としての言葉~アメリカ・インディアンの口承詩』(思潮社)が思い当たりました。 アメリカ・インディアン──近年では偏見を助長しないためにネイティヴ・アメリカンという呼称が広まっていますが、ここでは金関氏の著書名を重んじて“インディアン”を使用します──は一部の部族を除いて文字を持っておらず、口承文化を受け継いできました。言葉には魔力があると信じられており、多くの詩があらゆる生活の場面で何かに資するために(例えば雨乞いや悪魔払いなどとして)歌われたものだといいます。人々の知恵や祈りが沢山つまった詩の魅力は、原語→英語→日本語という翻訳過程で起こる摩滅を経てもなお、生き生きと感じ取ることができます。
I. 魔法のことば 呪文のように聞こえる意味不明な歌詞はポピ族の「せむしの笛吹の歌」。ポピ族のあいだで、セミは目に見えない生命力を持つ霊とされ、「せむしの笛吹き」と呼ばれていた。今では詩の“意味”は忘れ去られ、“音”のみが残ったのだという。曲中ではこのほかに異なる4つの部族の詩を混在させ、言葉の交錯によって生じる熱の高まりを目論んだ。
II. ペヨーテの神に捧げる歌 “ペヨーテ”はサボテンから精製した麻薬の一種。儀式の際にこれを噛んで幻覚を得たという。「青い雄牛」は神々と人間との間の仲介者。「ウイリコータ」は「青い雄牛」の出生地とされる場所。幻覚によってもたらされた摩訶不思議な光景が、鐘の響きとともに歌われる。
III. 嵐の歌 雨乞いのために歌われた儀式歌。雷光が雄大な山の稜線を映し、とどろく雷鳴は大自然への畏敬を人の心に映す。
IV. フクロウの歌 いかにも思慮深そうなフクロウの独白。しかし獲物を狙うフクロウの目線は、敏捷な一面も覗かせている。「ホー」という鳴き声が夜明けを告げると、輝く朝がやってくる。
V. 饗宴の歌 夜と朝が回り舞台のように慌ただしく転換し、生命が覚醒する。躍り上がり走り回りたくなる衝動は、こらえることができない。そんな音楽。
信長貴富
・作詩:アメリカ・インディアンの口承詩
・訳詩:金関寿夫
・A4判/68頁
・グレード:中~上級
2006年に東西四大学合唱連盟の委嘱により初演された。
パーカッションは一人で演奏するが、終曲の「響宴の歌」では合唱団員も幾つかの楽器を担当し、華々しい雰囲気を作り上げる。
<まえがき>
この曲集は東西四大学合唱演奏会(通称・東西四連)の合同ステージのために作曲し、2006年に初演されたものです。同世代の優れた指揮者・伊東恵司さんとの初仕事ということで大いに気合いが入り、できあがってみるとかなり大がかりな作品に仕上がっていました。
作曲にあたっては、大人数の男声合唱を最大限に活かすことを考えました。巨大なエネルギーを一つに束ね、あるいは炸裂させ拡散させるための仕掛けとして、パーカッションを加えることにしました。
この音楽的欲求を受け止めてくれるような詩を求めた結果、金関寿夫氏(1918~1996)の訳による『魔法としての言葉~アメリカ・インディアンの口承詩』(思潮社)が思い当たりました。 アメリカ・インディアン──近年では偏見を助長しないためにネイティヴ・アメリカンという呼称が広まっていますが、ここでは金関氏の著書名を重んじて“インディアン”を使用します──は一部の部族を除いて文字を持っておらず、口承文化を受け継いできました。言葉には魔力があると信じられており、多くの詩があらゆる生活の場面で何かに資するために(例えば雨乞いや悪魔払いなどとして)歌われたものだといいます。人々の知恵や祈りが沢山つまった詩の魅力は、原語→英語→日本語という翻訳過程で起こる摩滅を経てもなお、生き生きと感じ取ることができます。
I. 魔法のことば 呪文のように聞こえる意味不明な歌詞はポピ族の「せむしの笛吹の歌」。ポピ族のあいだで、セミは目に見えない生命力を持つ霊とされ、「せむしの笛吹き」と呼ばれていた。今では詩の“意味”は忘れ去られ、“音”のみが残ったのだという。曲中ではこのほかに異なる4つの部族の詩を混在させ、言葉の交錯によって生じる熱の高まりを目論んだ。
II. ペヨーテの神に捧げる歌 “ペヨーテ”はサボテンから精製した麻薬の一種。儀式の際にこれを噛んで幻覚を得たという。「青い雄牛」は神々と人間との間の仲介者。「ウイリコータ」は「青い雄牛」の出生地とされる場所。幻覚によってもたらされた摩訶不思議な光景が、鐘の響きとともに歌われる。
III. 嵐の歌 雨乞いのために歌われた儀式歌。雷光が雄大な山の稜線を映し、とどろく雷鳴は大自然への畏敬を人の心に映す。
IV. フクロウの歌 いかにも思慮深そうなフクロウの独白。しかし獲物を狙うフクロウの目線は、敏捷な一面も覗かせている。「ホー」という鳴き声が夜明けを告げると、輝く朝がやってくる。
V. 饗宴の歌 夜と朝が回り舞台のように慌ただしく転換し、生命が覚醒する。躍り上がり走り回りたくなる衝動は、こらえることができない。そんな音楽。
信長貴富
収載曲
魔法のことば
作曲: 信長貴富
作詞: アメリカ・インディアンの口承詩
訳詞: 金関寿夫
ペヨーテの神に捧げる歌
作曲: 信長貴富
作詞: アメリカ・インディアンの口承詩
訳詞: 金関寿夫
嵐の歌
作曲: 信長貴富
作詞: アメリカ・インディアンの口承詩
訳詞: 金関寿夫
フクロウの歌
作曲: 信長貴富
作詞: アメリカ・インディアンの口承詩
訳詞: 金関寿夫
響宴の歌
作曲: 信長貴富
作詞: アメリカ・インディアンの口承詩
訳詞: 金関寿夫
作曲: 信長貴富
作詞: アメリカ・インディアンの口承詩
訳詞: 金関寿夫
ペヨーテの神に捧げる歌
作曲: 信長貴富
作詞: アメリカ・インディアンの口承詩
訳詞: 金関寿夫
嵐の歌
作曲: 信長貴富
作詞: アメリカ・インディアンの口承詩
訳詞: 金関寿夫
フクロウの歌
作曲: 信長貴富
作詞: アメリカ・インディアンの口承詩
訳詞: 金関寿夫
響宴の歌
作曲: 信長貴富
作詞: アメリカ・インディアンの口承詩
訳詞: 金関寿夫
商品詳細
| 発売日 | 2015/11/1 |
|---|---|
| ページ数 | 68 |
| JAN | 4962864918968 |
| ISBN | 9784760918966 |
| 楽器 | 合唱 |
