カワイ出版

山下祐加 こどもコーラス・コレクションーシニアー 同声三部合唱曲 約束

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山下祐加 こどもコーラス・コレクションーシニアー 同声三部合唱曲 約束

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作曲:山下祐加
作詩:高階杞一
解説:清水雅彦
A4判/16頁
グレード:中級
演奏時間:約4分
ISBN 978-4-7609-2248-2


合唱コンクールの自由曲として歌いたいシリーズ「こどもコーラス・コレクションーシニアー」の第2弾。
壮大でドラマチックな世界が広がるテキスト。音楽は詩に呼応するかのように、神秘的な風景を美しく描き、誰もが心震える音設計となっている。こどもコーラスにとって、新たな傑作のひとつといえる作品である。
巻末には参考音源が試聴できるQRコード・演奏アドバイス付き。

約束  (4’00”)

〈参考音源〉
合 唱  女声アンサンブル八重桜(1:稲村麻衣子・山中さゆり 2:高橋幸恵)
ピアノ  清水 史
音源編集 富本泰成



<まえがき>

 「世界の始まりの時」というのは、どのような感じだったのだろう――それは私にとっても以前から興味のあることで、その時のことを想像するとワクワクしたり、ドキドキしたりしました。ピアノの前奏では、私が想像した壮大で不思議な世界の始まりの様子を描きたいと思いました。mpという音量で始まるところがポイントです。遠い昔、まだ何もない宇宙に耳を澄ます、そんな気持ちでピアノの第1音を聴いていただけたら嬉しいです。

 そこから「ぼく」の誕生までが一編の詩の中で描かれているところが、私がこの詩に強く惹かれた理由です。「ぼく」の誕生は果てしない昔から「約束」されていたのだと思うと、深い感動が湧いてきます。67小節からのPoco meno mossoは、そんな感慨が音や言葉にこもっていくようなイメージです。命の尊さをじわじわとかみしめていくといった感じでしょうか。

 ちなみにこの曲を通して、pやmpの音量については、ただ単に弱くするというだけではなく、そこに込められているエネルギーはとても高いイメージで作曲しています。それがfになるところで、ようやく表にでてくるといった感じでしょうか。109小節の「ここにいる」はあえてテヌートにして特にrit.等は書きませんでしたが、何か特別なものを感じながら少したっぷり目に演奏していただけたらと思います。

 「世界の始まり」から「ぼく」の誕生まで想像を広げながら、ピアノとのアンサンブルを楽しんで歌っていただけましたら幸いです。

監修:清水雅彦

商品詳細

発売日 2021/5/1
サイズ A4
ページ数 16
JAN 4962864922484
ISBN 9784760922482
楽器 合唱
作曲者 山下祐加
作詞者 高階杞一