スタイルノート

日本の学校吹奏楽を科学する!

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日本の学校吹奏楽を科学する!

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日本の学校吹奏楽を科学する!
吹奏楽部って音楽の力がつくの? 
足踏みしながら演奏?
軽快なマーチングステップ?
指揮法の「たたき」って日本にしか無いの?
ピッチを合わせると高くなる?
揃いやすいタイミング?




内容紹介
中学、高校における吹奏楽指導に何が必要なのか、何が不必要なのか、様々な実験や研究の成果をまとめた論文集。15の論文を収載したほか、関連するコラムも掲載。学校吹奏楽と音楽教育について、また、音楽能力が指導法によってどのように変化するかなど、興味深い研究成果が収められている。
目次
●section 1:バンド活動における音楽教育の可能性 -指導法と音楽能力のかかわり-
はじめに
1.中学校吹奏楽部員における音楽能力の実験調査
2.バンド教育の基本理念について
おわりに

●section 2:中学校吹奏楽部員における音楽能力の発達過程について -ベントリーテストによる実験調査の報告-
1.研究の目的と実験調査の概要
2.調査結果の分析と考察
3.まとめ

■コラム:どんなバンドでも必ずやってる常識です!~最低限やろう「演奏者のおしごと」

●section 3:学校吹奏楽の活動における生徒の音楽能力の発達過程について -ベントリーテストによる中学校および高等学校吹奏楽部員の比較-
はじめに
1.実験調査の概要
2.調査結果の分析と考察
3.提案:学校吹奏楽への期待
おわりに

●section 4:フットタッピングとテンポマッチングの関係について -タイムラグの規則性に着目して-
研究の背景と問題の所在
フットタッピングの分類
テンポ保持の能力とテンポ同期の能力
実験の手続き
分析の手続き
分析結果と考察
テンポ同期のレベル
結論
おわりに

■コラム:どんなバンドでも必ずやってる常識です!~最低限やろう「指導者のお仕事 その1」

●section 5:演奏時におけるフットタッピングの生起現象と音楽能力の関係 -高等学校吹奏楽部員における実験調査の結果にもとづいて-
はじめに
1.実験調査の概要
2.調査結果の分析と考察
まとめ

●section 6:フットタッピングの正確さと音楽能力 -中学校オーケストラ部員における実験結果の分析報告-
1.研究の背景と問題の所在
2.実験調査の概要
3.実験結果の分析と考察
4.指導現場への提言

■コラム:どんなバンドでも必ずやってる常識です!~最低限やろう「指導者のお仕事 その2」

●section 7:マーチング・ステップにおける足の着地とビート音のズレについて -マーク・タイムにおける経験者のステップの分析-
はじめに
1.研究の目的と実験調査の概要
2.実験結果の分析と考察
3.まとめ
おわりに

●section 8:マーチング・ステップにおける足の着地とビート音のズレについて2 -マーク・タイムにおける未経験者のステップの分析-
1.研究の目的
2.実験結果の分析と考察
3.まとめ

■コラム:吹奏楽・マーチング 「指導で使える言葉 40」

●section 9:マーチング・ステップにおける足の着地とビート音のズレについて3 -経験者と未経験者のステップ動作の比較分析に基づく,視覚的に軽快な印象を与えるマーチング ステップに関する分析的研究-
はじめに
1.マーチング・ステップ動作に関わる一連の研究の概要と目的
2.前報告で確認した事項
3.マーチング・バンド経験者と未経験者の分析結果の比較とその考察
4.まとめ
おわりに

●section 10:マーチング・ステップにおける足の着地とビート音のズレに関する再検証~まとめ -加速度センサを用いて安定度,均質度,足上げ角度の視点から再分析により確認した「拍点跳ね上げ型のステップ」と「拍点踏み下ろし型のステップ」の差異-
はじめに
1.問題の背景と先行研究の概要
2.各被験者個人レベルでのステップの安定度について
3.集団としてのステップ動作の均質度(まとまり具合)について
4.ステップ動作中の足の位置(高さ)に着目した加速度センサによる分析
5.まとめ

●section 11:指揮基本動作における初心者と熟達者の動作タイミングの違いに関する分析的研究 -音楽ビートと運動ビートの同期,および拍点上の速度変化に関する基本原則の再考察-
1.研究の背景と,その目的
2.関連する先行研究の整理と,仮説の設定
3.実験の概要
4.分析結果の考察
5.まとめ

■コラム:音楽は点で始まるのか,点で終わるのか -“はねる”文化と“とめ”の文化-

●section 12:異なる提示音の間で出現するピッチ知覚の相違に関する実験的研究 -フラットシンギングとの関係に着目して-
1.はじめに
2.第1の実験
3.補完実験
4.第2の実験
5.考察
6.おわりに

●section 13:声や管楽器によるピッチマッチングの精度について -ピッチの知覚エラーに関する実験的研究の報告-
1.研究の動機
2.本研究の背景と,明らかにしたかったこと
3.実験の概要
4.分析の手順
5.まとめと提案

●section 14:パフォーマンスにおける“かたまり”(時間的な区切り方,時間的な間)の規則性とその確立プロセスについての分析的研究 -量的時間による分析と美的な価値観を手がかりにして-
1.研究の背景
2.本研究において分析対象にする「間」の概念について
3.第1の分析:動作を時間的にコントロールしようとする意識の有無
4.第2の分析:時間的な“かたまり”の取り方と第三者による評価の関係
5.第3の分析:時間的な“かたまり”の取り方と熟達度の関係
6.量的な時間としての“かたまり”の分析
7.本研究のまとめと教育指導現場への応用
8.おわりに

●section 15:学校吹奏楽における外部指導者システムの確立をめざした一考察 -自治体による試行事例と諸外国のコミュニティ支援システムの比較を参考にして-〈矢崎佑(愛知教育大学附属岡崎中学校),新山王政和〉
1.調査の概要と問題点の絞り込み
2.英国,スイス,ドイツ,米国ワシントン州における子ども達の音楽活動に対するコミュニティによる支援制度の具体的事例に関する調査
3.日本における学校吹奏楽の運営面の実状と,外部指導者活用に向けた試行事例
4.今回の調査のまとめ


著者:新山王政和(愛知教育大学教授)

商品詳細

発売日 2013/12/12
ページ数 216
ISBN 9784799801222
楽器 書籍