紹介 DAWソフト(DTMソフト)の代表格とも言われるCubase(キューベース)。その中でも特別なグレードなのがCubase AIとLE。様々な音楽制作器機を購入すると付属してくるソフトで、多くの人がすでに持っているだろう。その最新版、Cubase AI 11とLE 11の使い方をわかりやすく、特にMIDI入力やオーディオ録音等、初心者がわかりやすいように解説した。器機の接続方法から、「コードトラック」や「ループブラウザー」を使ってドラッグ&ドロップだけで簡単に伴奏を作る方法、ボーカロイドとの連携、人気シンセMODXでの活用法など、Cubaseを活用する方法を丁寧に解説した。また、DAWソフトの中でも一番の人気を誇るCubaseシリーズは、どのグレードも操作の基本は同じ。上位グレード(Cubase Pro 11、Artist 11、Elements 11)ユーザーも、本書でCubaseシリーズの基本操作を習得することができる。多くのCubaseユーザーに役立つガイドブック。
なお、この本は大変ご好評をいただいた前著『基礎からわかるCubase AI 10/LE 10』をもとに加筆修正したものです。メニュー名や画面の変更に対応しただけでなく、ギターのリフからすばやく曲を組み立てていく方法など内容も増強しました。みなさんのお役にたてば幸いです。
版元から一言 DAWソフト(DTMソフト)の中でも人気の高いCubase(キューベース)。中でも無料で手に入るグレードとしてユーザーの多いCubase AI 11/LE 11を活用するための手法が書かれています。このグレードはオーディオインターフェースなどのハードウェア等を買うとついてきます。すでに持っているけれど、どう使えばいいのかわからないという方も多いはず。 そこで、本書では、インターフェースやPCとの接続方法や、様々な設定、Cubaseの画面の説明など、「音が出ない」と悩む人のために詳しく説明しました。メロディをリアルタイム入力、あるいはステップ入力で作成する方法をガイド。さらに、「コードトラック」「ループブラウザー」を活用してドラッグ&ドロップだけで簡単に伴奏を作る方法も紹介しています。他にも、マイク(ボーカル)やライン(ギター)を使って生の音を録音編集する方法も解説。そして、上手にミックスをして仕上げる方法、書き出しの手順もわかりやすく解説しました。制作に便利なヒントも掲載。本書があれば、Cubase AI 11/LE 11を使って音楽作りが楽しめます。 また、Cubaseシリーズは共通した操作性なので、Cubaseシリーズは共通した操作性なので、上位グーレドのCubase Pro 11、Artist 11、Elements 11をお持ちの方で、入力などの最初のところでうまいこと使えずに困っているという方の役にも立ちます。本書を活用して、Cubaseシリーズで多彩な音楽を創り上げてください。 なお、本書は好評いただいた『基礎からわかるCubase AI 10/LE 10』をAI 11/LE 11向けに、画面やメニュー名、操作方法など、追加変更となった部分を加筆修正したものです。さらにYouTubeと連動した「ギター弾き必見!リフを形にしよう」も追加され、より充実した内容となりました。
著者プロフィール 目黒 真二(メグロ シンジ) 音響系専門学校を卒業し、後に米・ロサンゼルスのMI(ミュージシャンズ・インスティテュート)ベース科に留学。帰国後は、ベーシスト/ギタリスト/ PA エンジニア/シンセサイザーマニピュレーターとして活動。さまざまなミュージシャンのバックバンド/制作/作編曲に携わる。また、その経験を生かして、音楽制作ライター/翻訳者としても活動している。