㈱リットーミュージック
下北インディーズ社長 メジャーとは逆を行くインディー哲学
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四半世紀に渡りインディーズ・シーンを見続けてきた男が提唱する、
音楽業界で生き残るための“インディー哲学”。
94年にインディーズ・レコード・レーベル「KOGA RECORDS」発足後、四半世紀に及び下北沢でインディーズ・シーンを見続けてきた古閑裕氏。
「KOGA RECORDS」は長い歴史の中で、KEYTALK、SpecialThanks、そこに鳴るといったアーティストを輩出したことでも知られている。
決して上向きではない21世紀の音楽シーンで彼は、なぜ27年にも渡りレーベルを続け、音楽業界で生き残れたのか?
また、どういった着眼点でKEYTALKといったアーティストを発掘し、マネージャーとして成功へと導いたのか──?
それはメジャーとは逆を行く、インディー魂あふれる彼の哲学にあった。
【コンテンツ】
第1章 今の僕を形成した、ロックとの出会い/第2章 最高と最低を味わったヴィーナス・ペーター/第3章 カッコいい! それを動機に始めたKOGA RECORDS/第4章 レーベルを支えたバンド――SpecialThanks、そしてKEYTALK/第5章 インディーズ魂あふれる古閑流レーベル論/第6章 どうする? どうなる? KOGA RECORDSの未来
第1章 今の僕を形成した、ロックとの出会い
クイーンとミッシェル・ポルナレフ、これがロックの原体験/ファンレターが返ってきたことで、チープ・トリックへの一生の忠誠を誓う/世の中ではパンク・ロックが大流行。早速、髪の毛をパンク風に逆立てる/通い詰めたライブ・ハウス。僕にとってここは最高の場所
第2章 最高と最低を味わったヴィーナスペーター
一度つまずいたことで訪れた、東京の大学への進学/よく遊びよく飲んだ下北沢。僕はこの頃からこの街が大好き/一部上場の医療機器メーカーでサラリーマンに。だけど僕は音楽が忘れられなかった/外タレの前座で初ライブ、インディーズ・チャート1位。順風満帆で始まったヴィーナスペーター/トラットリアからメジャー・デビューを果たすも、3年半の活動でバンドは解散/バンドの解散で気づいた、人と人との繋がりの大切さ/BEYONDSを始めとしたメロコア・シーンとの繋がり/人と繋がるのはライブ・ハウス。楽しくライブを観て、飲んでるだけだけど
第3章 カッコいい! それを動機に始めたKOGA RECORDS
逆恨み、カッコいい、意地、それがレーベルを始めた理由/僕の大好きなバンドだけを集めた、レーベルの処女作となるオムニバス・アルバム/ぞくぞくと新作をリリースし、形作られていくKOGA RECORDS像/「これ、ちゃんと会社にしないとやばくない?」そのひと言でレーベルを会社化/自分の予想の遥か上をいってきたナンバーガールの『SCHOOL GIRL BYE BYE』/いいバンドを見つけても自分のレーベルで出せない。突如やってきたKOGA RECORDS低迷期
4章 レーベルを支えたバンド――SpecialThanks、そしてKEYTALK
そのステージを観て鳥肌が立った当時16歳の女の子/「古閑さんのところでお願いします!」。自分も想像しなかったまさかの言葉/KEYTALKの期待に応えるべく一大プロジェクトを展開/KEYTALKが新しい音を作り出すための、大きなきっかけとそこからの変化/「楽しいことをやろうぜ!」で始まった、YouTubeの『KEYTALK TV』/KEYTALKはファンに近い存在であり、ファンと一緒に楽しむというバンド/勉強することから始まった、KEYTALKのマネージメント業/危機管理よりも面白いことを! ちょっとした事件になった下北沢ゲリラ・ライブ/KEYTALKは下北沢に街ぐるみで育ててもらった/'KEYTALKの弟的'を脱却すべくBenthamに思うこと/そこに鳴るを聴いたときは、あまりに初体験のサウンドに驚いた/そこに鳴るで展開するKOGA RECORDS流のインディーズ的手法
第5章 インディーズ魂あふれる古閑流レーベル論
バンドとレーベルの関係は、完全なフィフティーフィフティーが理想/コロナ禍の令和3年、今イチオシの新人バンドが、シンガーズハイとAland/バンドとして、'あっ'と思えるものがあるか、それを重要視している/インディーズ・レーベルとお金の話/この時代にミュージシャンがレーベルや事務所に所属するメリットとは?/所属ミュージシャンとマネージメントの関係性
第6章 どうする? どうなる? KOGA RECORDSの未来
コロナ禍も含めて今後、ミュージシャンはどう活動していくべきか?/インディーズは順番待ち。やり続けていればいつか自分の番が回ってくる
東西インディーズ番長・スペシャル対談!
渡辺旭(THE NINTH APOLLO)×古閑裕(KOGA RECORDS)
著者プロフィール
古閑 裕(こが ゆたか)
熊本県熊本市出身。明治大学政治経済学部経済学科卒業。有限会社マーガレット・ミュージック取締役社長、KOGA RECORDS代表。 90年代初頭に活躍したギター・ロック・バンド、ヴィーナスペーターのベーシストを経て、94年にインディ・レーベルKOGA RECORDSを設立。初期はデキシード・ザ・エモンズ、ナンバーガール、スクービードゥーなどをリリースしたことでも名高く、近年はSpecialThanks、KEYTALK、Benthamのほか、さらなる新しいアーティストも積極的に発掘しリリース。2013年KEYTALKのメジャー・デビューに伴いアーティスト・マネジメント部門をスタート。2015年レコーディングスタジオSTUDIO K5、2017年KOGA MILK BARを下北沢にオープンした。25年以上のインディ・レーベル活動で培ったノウハウを活かし、今なお、東京・下北沢を拠点に新しい音楽を発信し続けている。ROCKET Kというパワーポップ・パンク・バンドでも地道に活動中。大の酒好き。ラーメン好き。趣味はキック・ボクシング。
この著者の商品
著者 古閑裕
商品詳細
発売日 |
2021/9/25 |
ページ数 |
208 |
ISBN |
9784845636723 |
楽器 |
書籍 |
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