森話社
ローシー・オペラと浅草オペラ
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大正期のオペラ受容は、翻訳オペラ・オペレッタを中心とする興行化の時代だった。
本格オペラを掲げた外国人ローシー、大衆が熱狂した浅草オペラ、それらのライバルと目された宝塚少女歌劇。
本書では、台本をはじめとする新資料をもとに、大正期の翻訳オペラの実態を、興行・上演の観点から検証する。
【目次】
序章
【第I部】
ローシー・オペラとローヤル館
第一章 ローヤル館──日本最初のオペラ専門館
第二章 ローシー・オペラの興行展開
第三章 ローシー・オペラ『椿姫』のリブレット
【第II部】
浅草オペラの環境
第四章 オペラという見世物──浅草オペラと観物場興行
第五章 オペラ座と小松耕輔──〈日本館時代〉再考
【第III部】
台本による浅草オペラの上演分析
第六章 浅草オペラの台本──「小松耕輔浅草オペラ関連資料」をもとに
第七章 喜歌劇『チョコレート兵隊』──翻訳オペレッタと〈ダイジェスト版〉
第八章 大歌劇『ファウスト』──グランド・オペラ上演の試み
第九章 歌劇『椿姫』──浅草オペラの〈演劇性〉
【第IV部】
歌劇女優という存在
第十章 浅草の女優と宝塚の少女──浅草オペラ雑誌に見る宝塚少女歌劇
第十一章 澤モリノの足跡と物語──浅草オペラ時代を中心に
終章
【資料】
翻刻 ローシー・オペラ『椿姫』リブレット
翻刻 オペラ座『チョコレート兵隊』台本
翻刻 オペラ座『椿姫』検閲台本(浅草興行用)
「観物場取締規則」全文
商品詳細
発売日 |
2022/6/30 |
サイズ |
A5 |
ISBN |
9784864051712 |
楽器 |
書籍 |
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