プロフィール 山本訓久(やまもと・のりひさ) 愛知県蒲郡市に生まれる。 国立音楽大学卒業、東京藝術大学大学院音楽研究科修了(器楽:ユーフォニアム専攻)。 ウィーン音楽大学指揮科に学ぶ。指揮をU.ライオヴィッツ、山岡重信、高階正光、和声を新実徳英、古楽奏法についてスヴェン・ベリエル、ユーフォニアムを三浦徹、大石清、トロンボーンをカール・ヤイトラー(ウィーン・フィル)の各氏に学ぶ。 2002年に新しいコンセプトによる金管楽器のグループ「アンサンブル・ペガサス・トウキョウ」を結成し、これまでに国内での演奏会のほかにチェコ、ドイツ、オーストリア、ノルウェー、スウェーデンで数多くの音楽祭等に招かれ、公演をおこなっている。またヨーテボリ大学とオスロ音楽院では「古楽奏法」にかんする公開セミナーもおこなった。 2016年、新実徳英の《神はどこに?》A.E.59の吹奏楽版編曲をおこない、東京ウインド・シンフォニカ第5回演奏会にて初演。その編曲版を2018年に東京ハッスルコピーより出版。 著書に『新版学ぼう指揮法Step by Step』(アルテスパブリッシング)、CDに『A Flourish of Brass ブラスの花束』(山本訓久指揮、アンサンブル・ペガサス・トウキョウ、Musica Residiva, Sweden)、『ホルスト:組曲第1番(原典版)ほか』(山本訓久指揮、東京ウインド・シンフォニカ、Cryston)などがある。 東京学芸大学教授、国立音楽大学講師、放送大学講師。東京ウインド・シンフォニカ音楽監督。
CONTENTS はし゛めに
序(安田寛) はじめに 本編に入るまえに
ブルクミュラー《25の練習曲》op.100 楽曲分析と指揮の実践
1.純真さ(素直な心) La candeur 2.アラベスク L’arabesque 3.パストラーレ La pastorale 4.小さな集い(子どもの集会) La petite reunion 5.無邪気 Innocence 6.進歩 Progres 7.澄みきった流れ(清い流れ) Le courant limpide 8.優雅な人(優美) La gracieuse 9.狩り La chasse 10.やさしい花 Tendre fleur 11.せきれい La bergeronette 12.告別(別れ) L’adieu 13.なぐさめ(コンソレーション) Consolation 14.シュタイアーの舞曲(シュタイアーの踊り) La Styrienne 15.バラード Ballade 16.ひそかな嘆き(小さな嘆き) Douce plainte 17.おしゃべりな人(おしゃべり) La babillarde 18.気がかり(心配) Inquietude 19.アヴェ・マリア Ave Maria 20.タランテラ La tarentelle 21.天使の音楽 L’harmonie des anges 22.バルカローレ Barcarolle 23.帰還(再会) Le retour 24.つばめ L’hirondelle 25.乗馬 La chevaleresque