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音楽家の伝記 はじめに読む1冊 幸田延
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●小学校5年生以上で習う漢字には、すべてルビをふっています。
●本の中に出てくる楽曲を、その場で試聴できるQRコード付き。
●音楽家の関連地図、人生年表などの付属資料も充実。
●図版も多数掲載。
カバーイラスト:北澤平祐
シリーズデザイン:山田和寛(nipponia)
明治時代、クラシック音楽黎明期。
天分と使命感に導かれ、
海を渡った一人の少女がいた。
明治時代に生まれ、日本におけるクラシック音楽の黎明期にピアノ、ヴァイオリン、声楽、作曲とマルチな才能を発揮した幸田延。若くして東京音楽学校(現在の東京藝大音楽学部)の花形教授となるも、不当なバッシングを受け後半生を在野の音楽家として生きることになったのはなぜか。現在の音楽教育の原点となった幸田延の生涯。
プロローグ
第1章 幸田家に生まれ六歳から長唄を習う
第2章 音楽取調掛
第3章 ディットリヒ先生の来日と延の留学
第4章 ウィーンの五年間
第5章 東京音楽学校の花形教授
第6章 妹の幸と滝廉太郎
第7章 嵐が来た!
第8章 金魚鉢からの脱出
第9章 紀尾井町にピアノのけいこ所を開く
第10章 二十二年目の名誉回復
注釈・参考文献
あとがき
幸田延の人生と歴史上の出来事
※本書は当シリーズのための書き下ろしです。
■著者について
萩谷 由喜子(はぎや・ゆきこ)
音楽評論家、筝曲演奏家。東京都文京区生まれ。日舞、邦楽とピアノを学び、立教大学卒業後音楽教室を主宰するかたわら音楽評論を志鳥栄八郎に師事。専門研究分野は、女性音楽史、日本のクラシック音楽受容史。現在『音楽の友』『モーストリー・クラシック』等の公演評欄、日本経済新聞の書評欄等を担当するほか各紙誌に執筆。NHKラジオ深夜便等放送番組に随時出演、各地でクラシック音楽講座、レクチャーコンサートの講師を務める。主な著書に『五線譜の薔薇』『音楽史を彩る女性たち』『幸田姉妹』『田中希代子』(以上ショパン)、『諏訪根自子』(アルファベータ)、『クラシックの作曲家たち』『クラシックのピアニストたち』『クロイツァーの肖像』(以上ヤマハ)、宮澤賢治没後80年記念『宮澤賢治の聴いたクラシック』(小学館)、『“蝶々夫人”と日露戦争』『ウィーンに六段の調』(以上中央公論新社)などがある。ミュージックペンクラブ・ジャパン会員、山田流協会、日本三曲協会会員。
商品詳細
商品番号 |
GTB01097727 |
発売日 |
2023/7/28 |
仕様 |
四六判縦/376頁 |
サイズ |
四六 |
ページ数 |
288 |
JAN |
4947817286233 |
ISBN |
9784636977271 |
楽器 |
書籍 |
著者 |
萩谷 由喜子 |
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