低音の魅力に触れよう!ちいぱんの楽しく弾けるエレキベース入門  #01[初級編]3分で分かる! ベース演奏の基本【produced by Go! Go! GUITAR】


みなさんこんにちは!ちいぱんです。
今回ベースの入門編として、こちらの記事を書かせていただきました!
初心者の方や、これからベースを始めたい! という方へのご参考になればと思います。
ベースの基礎知識を、記事と動画でパパッと3分で学べます♪

解説・演奏・動画制作/ちいぱん

 


この記事で学べること

音を出す準備

基本の弾き方

基本的なリズムパターン

 

 

[1分]音を出す準備

 

ここではまずベースの音を出すための準備をしましょう。


・ベースとアンプの繋ぎ方
 

アンプにベースを繋ぐためには、シールドというケーブルを使用します。シールドのプラグ部分は真っすぐストレートなS型と、直角に曲がったL型があり、L字のプラグはシールドの脱落防止やベースボディの形状などから、楽器側に使用することが多いです。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(1)

シールドケーブル

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(2)

ストレートプラグ(左)、L字プラグ(右)

 

アンプの電源が切れていてボリュームがゼロになっていることを確認したら、ベースのシールドをアンプに繋いでみましょう! その後にアンプの電源を入れ、ボリュームを調節していきます。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(3)

繋ぐ前にアンプの電源がOFF、ボリュームがゼロなのを確認。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(4)

シールドを繋いで電源をオン。

 

・ベースのチューニング方法
 

次にベースのチューニングをしていきます。ベースの弦は太いほうから細くなるごとに4弦、3弦、2弦、1弦となっています。ベースのヘッド部分についているペグという金属パーツを回し、弦の張り具合を調整していきます。
チューナーというチューニングをする機器を使い、4弦が「E(ミ)」3弦が「A(ラ)」、2弦が「D(レ)」、1弦が「G(ソ)」となるように合わせていきます。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(5)

ペグを回してチューニングを合わせる(4弦の例)。

 

・ベースの持ち方
 

座って弾くとき

右腕は浮かせずにベースのボディへ乗せ、演奏するときに自然と弦に指が届く位置に持っていきます。左腕は手首に負担のかからない位置で肘を曲げます。ネックを身体と平行でなく、ヘッドをやや前へ出すと弾きやすいです。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(6)

座ったときの構え方。

 

立って弾くとき

右腕は自然に伸ばし、軽く肘が曲がるくらいの位置に持っていきます。脇は閉めすぎず、丁度よい開き具合で力を抜いて構えましょう。左手は座って弾くときと同様に手首に負担のかからない位置で肘を曲げ、ネックを身体と平行でなくヘッドをやや前へ出すと弾きやすいです。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(7)

立ったときの構え方。

 


 

[1分]基本の弾き方

 

次に、弦を左手で押さえる基本フォームと右手で弦をはじく方法を確認しましょう。


・左手のフォームと押さえ方
 

左手で弦を押さえるときは指の腹ではなく、なるべく指を立てて押さえます。親指はネックの裏から出ない位置に。押さえるときはなるべくフレットの際を押さえることで、ビビらずキレイな音が出せます。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(8)

左手の押さえ方。指はなるべく立てて、フレットの際を押さえる。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(9)

親指はネックの裏から出ない位置に当てる。

 


・右手のフォームと弾き方
 

指弾きの場合

指弾きは、親指をピックアップに乗せるのが基本の構えになります。人差し指と中指を交互に動かす2フィンガーが主流ですが、薬指も使う3フィンガーという弾き方もあります。
弾くときは指の腹辺りを使い、弦に対して斜めに当てると弾きやすいです。指は伸ばしすぎずに、軽く丸めて空間ができるように構えます。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(10)

指弾きの構え方。

 

ピック弾きの場合

ピックは親指の腹と、人差し指の第一関節の内側あたりで挟み込むように持ちます。ピックは先端が5ミリ~1センチ出るあたりで持ち、他の指は握りこんでおくと弾きやすいです。
弦に対してピックを平行に当てることで、キレイに音が出しやすいです。力を入れすぎず、リラックスしながら手首を動かすのが良いと思います。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(11)

ピックは先端が5ミリ~1センチ出るように持つ。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(12)

親指と人差し指でピックを挟み、他の指は軽く握りこむ。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(13)

ピック弾きの構え方。

 


 

[1分]基本的なリズムパターン

 

それではベースの基本的なリズムパターンにチャレンジしてみましょう!


・8ビート
 

8ビートはポピュラーな音楽で最も使われることが多いリズムです。8分音符を主体とし、1小節を8つで数えるビートです。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(14)

 

・16ビート
 

16ビートは8ビートと同様に、ポピュラー音楽でよく使われることが多いです。16ビートは独特の弾んだようなノリがあり、8ビートの2倍の音で刻まれています。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(15)

 

・シンコペーション
 

シンコペーションとは、フレーズのアクセントを弱拍に置き、次の強拍の音と繋げる状態です。アクセントが前にズレる状態なので、「食う」と表現されたりもします。

 

3分で分かる! ベース演奏の基本(16)

 

 

ぜひ色々な弾き方でベースを練習してみて下さい!
次回は実践的なフレーズの弾き方を解説します!

著者プロフィール

ちいぱん

10月9日生まれのベーシスト。動画投稿を中心に演奏活動を行う。
2019年Bacchusよりシグネチャーモデルを発売し、自身の教則本も出版する。
現在YouTubeのチャンネル登録者数は14万人を数え、2022年には活動10周年を迎える。
 

【Information】

ドレミ出版教則本

3分で分かる! ベース演奏の基本(17)

 

『ちいぱんと始めよう! 初めてのエレキベース』
(発行:ドレミ楽譜出版社)

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