音楽未経験でも大丈夫!! 歌とギターどっちも学んで100日後に夢のギタボデビュー。 vol.5「テンションのピーク 印象を残そう! サビ編」【produced by Go! Go! GUITAR】 

 

皆さんこんにちは。シンガーソングライター、ボイストレーナーの橋村姫です。今回はコラム5回目です!
一番盛り上がる“サビ編”! ギタボデビュー講座1コーラス完成までもう少し! 逆に言えばここをクリアすればフルコーラス完成するまでに新しいことはもう出てきません。
それでは今日も“みゆちゃん”と一緒に課題曲『♪Start up』の歌唱と演奏頑張って行きましょう!

解説・模範演奏/橋村姫

 

テンションのピーク 印象を残そう! サビ編_01


この記事で学べること

盛り上がるパートでの表現の仕方

-実技- 課題曲「♪Star up」歌唱編 ルバート(落ちサビ)との変化の付け方

-実技- 課題曲「♪Star up」ギター編 ギターにもテンションをつけて刻んでみよう
 

 

■ 盛り上がるパートでの表現の仕方

 

 

 今日は『♪Start up』1コーラスも大詰め、“サビ編”という事でトライしていきます!

 皆さんそもそも「サビ」という言葉をよく聞くとは思いますが、どんなイメージを持たれていますでしょうか?

※サビとは、曲の最も盛り上がる部分=メインモチーフとなるフレーズのことを指します。
曲の顔として印象づける役目でもあるので1番カッコ良く表現したいところです!


 「♪Start up」は演奏を聴いてくれる人の背中を押す応援歌なので、聴いてくれる人のエネルギーになるような力強い演奏を届けるべく、

・自分の心のテンションを上げて

・にっこり笑顔で口角を上げる

・声のボリューム感も上げる気持ちで

この3つを意識して演奏してみましょう♪

 

■ -実技- 課題曲「♪Star up」歌唱編 ルバート(落ちサビ)との変化の付け方

 

 サビの説明をさせて頂きましたが、皆さん初めましてではないですよね!
コラムvol.1の時に触れているコードと歌詞メロディーは実は全部同じなのです。

 じゃあどのように変化がつくかなのですが、ズバリ“表情とテンション”が違います。

 曲の頭の“落ちサビ”は聴いている人に安心感を届けるために「口角を上げて声を出し、優しい印象を」とアドバイスさせて頂きましたが、

 Aメロ、Bメロを超えてここまで辿り着いたサビは盛り上がってきているので“明るくパワフル"に!! より笑顔、声増しでテンション高く歌って下さい♪

 

■ -実技- 課題曲「♪Star up」ギター編 ギターにもテンションをつけて刻んでみよう

 

 

 歌のテンションが上がるということは! ギターのテンションも上げて弾いていきましょう。
 ギターの落ちサビとの変化としてはストロークを伸ばすという弾き方から「ジャ! ジャ! ジャ! ジャ!」と刻む弾き方に変わります!

※ギターのストロークは落ちサビ後の間奏と同じように弾いてください♪

 

テンションのピーク 印象を残そう! サビ編_02

 

テンションのピーク 印象を残そう! サビ編_03

 

ポイント1:アコギの方は裏拍にハネのアクセントをつけると◎

ポイント2:サビを盛り上げるために、右手のストロークはBメロの後半からクレッシェンドをかけているのでだんだん強く☆


 その勢いを引き継いでメリハリよくリズムを刻んで演奏しましょう♪

 という事で『♪Start up』の1番までの演奏が完成しました〜!!!!

 ここまで頑張った自分にまずは拍手とご褒美をあげて下さい! えらい!!

 次回以降はLive演奏する時のアドバイスと練習法、フルコーラス編(※曲の最初から最後まで)に突入します!
 ここまでのコラムvol.1〜vol.5までをしっかり復習をしてまた次回のレッスンでお会いしましょう〜♪

 

テンションのピーク 印象を残そう! サビ編_04

【著者プロフィール】

橋村姫_プロフィール

 

橋村姫

1997年8月29日千葉県生まれ。シンガーソングライター、歌手。10歳からボーカルとギターを学び始め、15歳からシンガーソングライターとしての活動を始め歌の大会などで数々の賞を受賞。/昭和音楽大学短期大学部 優秀賞受賞し卒業/仮面ライダーギーツ挿入歌『日曜日のノラネコ』歌唱担当/現役ボイストレーナー/バンド"まだ見たことのないセカイ"ボーカル担当海外演奏なども行う。

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Illustration:すみかわ https://x.com/SUMiKAWA8v
Photo:domon https://x.com/jjdmn

 

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