低音の魅力に触れよう!ちいぱんの楽しく弾けるエレキベース入門  #05[実践編]そのまま弾けば曲になる!? 使える!エイトビートフレーズ【produced by Go! Go! GUITAR】


こんにちは!ちいぱんです。
前回まではベースの基礎的な事についてお話させていただきましたが、今回はいよいよ実践編! ベース演奏の練習になるフレーズをご紹介できたらと思います。
過去の奏法やテクニックなど見返してただきながら、ぜひ一緒に弾いてみてくださいね♪

解説・演奏・動画制作/ちいぱん

 


この記事で学べること

実践フレーズその1

実践フレーズその2

実践フレーズその3

実践フレーズその4
 

 

 

■ 実践フレーズその1【基本の4小節】

 

 

そのまま弾けば曲になる!? 使える!エイトビートフレーズ(1)

 

 まずはこちらのフレーズからご紹介させていただきます。全体的にシンプルなフレーズです。基本8ビートを弾いていますが所々ハンマリングを組み合わせているので、しっかりと音が鳴らせるように意識しましょう。
 そして4小節目は少し動きのあるフレーズです。弾くときは少し強弱を意識するとカッコ良くなるかと思います。

 

■ 実践フレーズその2【ワイドな横移動を含むフレーズ】

 

 

そのまま弾けば曲になる!? 使える!エイトビートフレーズ(2)

 

 次にこちらのフレーズですが、ポイントは2小節目の高音でのハンマリングです。
 まずハンマリングの前にスライドをしながら高音へと上がって行きますが、この時小指などを使うと次のフレーズが弾きやすいかと思います。
 そしてハンマリングはパリン!とするような音を出したいので、ピッキングも少し強めを意識すると良いかと思います。
 最後4小節目のフレーズもまた動きのあるフレーズなのですが、こちらはスムーズに滑らかなイメージで弾けると、聴いてる方からも「おっ!」と思われるポイントじゃないかなぁと思います。

 

■ 実践フレーズその3【オクターブ奏法を含むフレーズ】

 

 

そのまま弾けば曲になる!? 使える!エイトビートフレーズ(3)

 

 次はこちらのフレーズです。1、2小節目は1番初めにご紹介させていただいたフレーズと同じですが、後半3、4小節目からは動きがあり、オクターブ奏法が出てきます。
 オクターブを弾くときは、左手の押さえる指の動きと右手のピッキングをバランス良くし、“んぺんぺ!”と均一に音が出せるように意識してみましょう。

 

■ 実践フレーズその4【高音域を使った動きのあるフレーズ】

 

 

そのまま弾けば曲になる!? 使える!エイトビートフレーズ(4)

 

 そして最後にこちらのフレーズですが、全体的に動きがあり、少し忙しいかもしれません。
 1小節目は高音から入るのでしっかりと音を鳴らしましょう。
 2小節目はハンマリングを入れた少し細かく動くフレーズで、弾くときは全体的にドライブ感を意識するとフレーズが映えるかと思います。
 最後4小節目は高音へ上がるフレーズです。譜面はシンプルですが、この部分はピッキングに勢いをつけて弾き、最後グリスで流す! といったイメージです。左手をサッ! と横に流す感じでグリスをするとカッコ良いかと思います。

 

 

【終わりに】
 

 以上が今回ご紹介させていただくフレーズになります。いかがでしたでしょうか? 実践的な演奏ができるようになると、ベースもどんどん楽しくなっていくかと思います。
 ぜひ今までの講座も振り返りながら、合わせて一緒に練習してみてくださいね!  この度もありがとうございました!

 

そのまま弾けば曲になる!? 使える!エイトビートフレーズ(5)

著者プロフィール

ちいぱん

10月9日生まれのベーシスト。動画投稿を中心に演奏活動を行う。
2019年Bacchusよりシグネチャーモデルを発売し、自身の教則本も出版する。
現在YouTubeのチャンネル登録者数は14万人を超え、自身の企画やサポートなどでもライブ活動を行なう。
 

【Information】

ドレミ出版教則本

3分で分かる! ベース演奏の基本(17)

 

『ちいぱんと始めよう! 初めてのエレキベース』
(発行:ドレミ楽譜出版社)

エレキベース初心者に必要な基礎知識や必須テクニックを、
動画と書籍でわかりやすくレクチャー。
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