今から1300年以上も前に存在していた万葉集。老若男女、そして貴賤に問わず人々の「生活の叫び」が納められた、日本を代表する歌集です。20巻という膨大な中から、厳選された詩にメロディをのせました。有島重武氏の世界観をお楽しみ下さい。
演奏会や、東日本大震災の復興イベントの曲目としてもおすすめです。

海上夕焼け　中ノ大兄ノ皇子（独唱）
春過ぎて夏来たるらし　 持統天皇（独唱）
北山に 　持統天皇（独唱）
船あそびのうた　 柿本ノ人麿（同声三部）
船あそびのうた　 柿本ノ人麿（混声四部）
おとひ乙女　 長 皇子 歌
おとひ乙女　 清江娘子（混声二部）
楯立つらしも　元明天皇（混声四部）
楯立つらしも　御名部皇女（混声四部）
山のしづくに　大津ノ皇子（混声二部）
山のしづくに　石川ノ郎女（混声二部）
秋の田の　但馬皇女（女声三部）
朝川渡る　 但馬皇女（女声三部）
追い及かむ　但馬皇女（女声三部）
終曲　秋の田の　 但馬皇女（女声三部）
ささの葉は　柿本ノ人麿（混声四部）
ささの葉は　柿本ノ人麿（独唱）
丈夫の伴　聖武天皇 （混声四部）
丈夫の伴　山上ノ憶良 （混声四部）
丈夫の伴　聖武天皇 （独唱）
丈夫の伴　山上ノ憶良 （独唱）
春になりにけるかも 　志貴皇子（混声四部）
幼い恋びと　 作者不詳 （独唱）
不意に至らば　作者不詳 （独唱）
なでしこの花 　大伴ノ家持（女声三部）
なでしこの花　大伴ノ家持（独唱）
春の苑　大伴ノ家持（女声三部）
春の苑　大伴ノ家持（独唱）
新らたしき年の始めの　大伴ノ家持（女声三部）
新らたしき年の始めの　大伴ノ家持（独唱）
去年見てし秋の月夜は　柿本ノ人麿（独唱）
はろばろに　大伴ノ家持（独唱）
からころも　小長谷部ノ笠麻呂 （独唱）
からころも　火長物部ノ眞島 （独唱）
からころも　他田ノ舎人大島（独唱）
からころも　大伴ノ家持（独唱）
からころも　昔年相替防人 （独唱）
からころも　丈部ノ稲麻呂 （独唱）
大船を荒海に　作者不詳 （独唱）
春日山もみじにけらし　穂積皇子（独唱）
もみじ翳さむ　藤原八束（独唱）
乙女らが織れるもみじに　大津ノ皇子（独唱）
ま愛しき夫ろが　大伴部ノ眞足女 （独唱）
ま愛しき夫ろが　椋椋部ノ刀自売（独唱）
ま愛しき夫ろが 　磐余ノ諸君 抄写（独唱）
信濃路　東歌 （独唱）
鴬の羽 白栲に　春雑歌 （独唱または斉唱）
君が為 山田の沢に　春雑歌（独唱）
有間皇子挽歌　 序章 朗読　（混声四部）
またかえり見む　有間ノ皇子（独唱）
椎の葉　伝 有間ノ皇子（混声四部/女声独唱）
忌寸の翁嫗とわらべのうた　長忌寸意吉麻呂（重唱）
翼なす　山上ノ憶良（独唱/混声四部）
終曲　またかえり見む　 有間ノ皇子（独唱/混声四部）
いづこより来りしものぞ　山上ノ憶良（独唱）
小さな柩　山上ノ憶良（独唱）
子守唄（秋の七草）　 山上ノ憶良（独唱）
吾行かむ　春雑歌（独唱）
吾行かむ　春相聞（独唱）
うぐひす　柿本ノ人麻呂（独唱）
われ恋ひてやまず　柿本ノ人麻呂（独唱）
われ恋ひてやまず　春相聞（独唱）
玉津島山　山部ノ赤人（独唱）
返歌　沖津島　山部ノ赤人（独唱）
岩も轟ろに　東歌（男声独唱/女声二部）
かが鳴く鷲の　東歌（女声二部）
おてもこのもに（東歌 混声三部）
あどか絶えせむ（東歌 混声三部）
強弓伝説　笠 金村（独唱）
海人の天地 ─ 制作ノート─