管打楽器奏者なら一度はやりたいみんなとのアンサンブル。合奏とはまた違った楽しみがありますよね。 国内外の商品から選りすぐりの作品をご紹介します!アンサンブルコンテストで演奏された曲目も掲載していますので、是非選曲の参考にしてみてください。
フルートアンサンブル
ボザ:夏山の一日
ルデュック社
現代フランス作曲家で管楽器の作品を多く残しているウジェーヌ・ボザのフルート・アンサンブルの代表曲です。 彼の生まれ故郷ニース北西部で過ごしたヴァカンスの思い出を全4楽章に納めていて、大自然の川の流れ、小鳥のさえずりなどがフルートの音色で繊細に描写しています。
クラリネットアンサンブル
ファン・デル・ロースト:リクディム - 4つのイスラエル舞曲/クラリネット・クワイヤのための編曲: スコアとパート譜セット
デ・ハスケ社
イスラエルの民謡や伝統音楽「リクド」のスタイルを使用した、ローストのオリジナル作品です。吹奏楽作品としても有名なので、ご存知のかたも多いのではないでしょうか? 比較的演奏しやすく、聞き映えするところもポイントです。
ダブルリードアンサンブル
ファッシュ:2本のオーボエ、2本のバスーンのためのソナタ ヘ長調
ブライトコップ & ヘルテル社
18世紀のドイツで活躍した作曲家ファッシュの作品です。 第1楽章のアンダンテと第2楽章のアレグロは軽やかで華やかな印象を受けるためか、アンサンブル・コンテストではこの第1楽章と第2楽章を演奏する団体が多くみられます。(演奏時間も5分以内とちょうど良いのもポイントです) 第3楽章のラルゴはうって変わって悲し気な旋律に変化して、最後の第4楽章では再び華やかなアレグロで締めくくられます。
サクソフォンアンサンブル
ホルンアンサンブル
ショー:四重奏のためのフリッパリーズ 第1巻: 第1番-第4番
ホルニスト ネスト社
ホルン奏者兼作曲家であるロウェル・ショーの作品です。内声楽器であるホルンの特徴を活かした作品が多く、ホルン・カルテットの曲といえば「フリッパリーズ」が真っ先にあがるほど有名です。
トランペットアンサンブル
トロンボーンアンサンブル
アグレル:ゴスペル・タイム
マルク・ライフト社
トロンボーン4重奏の定番曲です。美しい序奏から始まり、快活なゴスペルへと続きます。各パートにソロがあるので演奏技術はもちろん、ジャズ風のフレージングの理解などが必要な作品です。
ユーフォ・チューバアンサンブル
木管アンサンブル
金管アンサンブル
シャイト:戦いの組曲から/金管五重奏用編曲
チェスター社
バロック時代初期の作曲家シャイトの作品で、「戦いのガイヤール」、「悲しみのクーラント」、「ベルガマスクのカンツォン」での3曲で構成されています。
打楽器アンサンブル
ファース:7人の打楽器奏者のためのアンコール・イン・ジャズ
カール・フィッシャー社
スウィングのリズムの中に、ヴィブラフォン、マリンバ、ティンパニなどの各打楽器奏者が順番にソロを取ったり、掛け合いになったりと、楽しい見せ場が随所に見られます。