【楽譜の読み方#02】音符と休符

音楽の世界に足を踏み入れるにあたり、最初のステップは楽譜の読み方を理解することです。楽譜は音楽の言語であり、その記号や表現は演奏者が楽曲を理解し、表現をする手助けをしてくれます。
本シリーズでは、初めて楽譜に触れる方にも、既に演奏経験のある方にもわかりやすいよう、音符やリズム、様々な記号や用語に焦点を当て楽譜の読み方を解説していきます。

音符

音符の構成

音符は、楽譜上で音の長さや高さを表すための記号です。たま(符頭)、ぼう(符幹)、はた(符尾)3つの部分で構成されますが、音符の種類によって"はた"がない音符、"はた"と"ぼう"がない音符、"たま"が白抜きの音符もあります。

音符の種類

音符の基本となるのは全音符です。全音符を2分したものが2分音符、4分したものが4分音符、8分したものが8分音符、16分したものが16分音符です。(長さの基本は4分音符=1拍)

音符の横に点が付いていることがありますが、これは符点と呼び、符点が付いた音符を付点音符と呼びます。付点音符は元の音符の長さの1.5倍の長さで演奏します。付点2分音符の場合、2分音符+4分音符の長さをカウントしましょう。


なお、8分音符が2個続くときは♫、16分音符が2個続くときは♬のように"はた"の部分を横線に代えて音符をつなげます。

休符

休符の種類

休符は音を発音しない場所に使う記号です。音符と同じように長さがあり、4分音符と同じ長さだけ休む休符を4分休符、2分音符と同じ長さは2分休符、全音符と同じ長さは全休符となります。


音符の計算をやってみよう!

【例題】

音符や休符の足し算と引き算をしてみましょう!答えは1個の音符または休符で答えてください。

答えはスクロール後










【答え】



何問正解できましたか?はじめは難しく感じても、繰り返し練習することでいつの間にか覚えてしまいますので、ぜひ何度もチャレンジしてみてください!


楽譜の読み方を基礎から学習したい方に

楽譜の読み方を体系的に学習したい方に

関連特集

楽譜についてもっと知りたい!

※外部サイトへ移動します。

※外部サイトへ移動します。