フォスターミュージック

[トロンボーンソロ] 夜の静寂に(高嶋圭子)

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[トロンボーンソロ] 夜の静寂に(高嶋圭子)

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商品紹介
夜の静寂に
In the Still of the Night
作曲: 高嶋圭子 (Keiko Takashima)
演奏・商品形態: トロンボーン・アンサンブル楽譜
編成: ソロ( Trb. / Pf. )
演奏時間: 8分0秒
編成:トロンボーン - ソロ
Trombone
Piano

編成・カットなどの変更が生じる際は、編曲利用申請書をご提出ください。


荻野昇氏との出会いは今から30年前の1987年のこと。当時、世界的にも有名なパリ・トロンボーン四重奏団が初来日し、日本各地で熱狂的なコンサートを繰り広げていた。その彼らを驚愕と羨望のまなざしで見つめていた聴衆の中に新進気鋭のトロンボーン奏者・荻野氏がいた。それから月日は流れ、2001年の氏のリサイタルのために書いたのが本作品「夜の静寂に」。さらにその後10年の時を経て2011年彼のリサイタルでの再演の機会が与えられたことを機に後半を大きく書き改め、ようやく完成した作品である。

冒頭はトロンボーンのベルをピアノ内部に向けて吹き、共鳴させて生じる響きから始まる。夜が更け、街の灯りも次第に消えゆく深夜、あたりは静寂につつまれる。耳を澄ませると遠くはるか彼方から聞こえてくる音たち。次第にそれらは音楽となり遠い世界へと誘ってゆく。無限に広がる宇宙への想いが、荻野氏のビロードのように深く柔らかくトロンボーンの響きと絡み合いながら果てしなく続いていく。

作曲から長い時間が経ちましたが、この度出版の運びとなりましたことを、誠に嬉しく有り難く思います。出版にあたり多大なるご協力頂きましたトロンボーンの荻野昇氏、ピアノの林浩子さん、そしてフォスターミュージックの皆様に、この場をお借りして厚く感謝申し上げます。(2017年6月 高嶋圭子)

It’s been 30 years since I first met Noboru Ogino in 1987. Back in those days, the world-renowned 'Le Quatuor de Trombone de Paris' were touring the country on their first trip to Japan. Among the crowd, the then up-and-coming trombonist Ogino listened on intently with amazement and envy.

As the years flew by, I wrote this song, 'In the Still of the Night', for Ogino’s 2001 recital. Furthermore in 2011, with the reproduction of that recital from 10 years prior, I took the chance to revamp the second half of the composition. Finally it was truly complete.

At the onset, the ring of the trombone melds and resounds with the sound of the piano. As the hour grows late, and the lights give way to darkness, silence engulfs the night. Your ears pick up on the faintest sound traveling from a distance. Gradually the music draws you into a distant world. As the universe expands endlessly around you, the echo of Ogino’s trombone deeply entangles you like a soft strip of velvet.

Much time has passed since the composition of this song, and I am eternally grateful for this new publication. I would like to thank trombonist Noboru Ogino, pianist Hiroko Hayashi and FOSTERMUSIC Inc., for helping to making this publication possible.

高嶋圭子 (Keiko Takashima)
1962年、香川県高松市生まれ。広島市出身。

4歳からピアノを始め、中学高校時代では部活動で合唱に熱中。高校二年より和声学・作曲理論を学び始め1982年東京藝術大学音楽学部作曲科へ。卒業後の1987年、パリ・トロンボーン四重奏団初来日の際にアンコールピースとして「夕やけこやけ」「わらべうた」を提供して以来、トロンボーンに関わる作品が多い。

トロンボーン四重奏のための「パスピエ」「メモリーズ」「スクエアダンス」「古都三景」「出逢いは、はじまり」「ふるさとのうた」「四季の詩」「ハナミズキの祈り」「砂の丘を越えて」など、またトロンボーンとピアノのための作品として、ミシェル・ベッケ氏のソロアルバムにも収録されている「幻想五木の子守唄」をはじめ、ソナタ「風花賛礼」「夜の静寂に」「春の呼ぶ声を聞く」などがある。合唱曲としては、落語を主題にした「時そば」(混声合唱)、女声合唱組曲「京都の恋(詩:黛まどか)」「花だより(詩:高橋うらら)」など。ピアノ曲としては「ピアノ発表会物語」がピティナ・ミュッセ(インターネット上の楽譜配信サービス)にて好評配信中。

1998年に広島で行われた国民体育大会では、開会式・閉会式のファンファーレを作曲。社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。

※高島の高いの字は、はしご高となります。システム上表示ができないため代用しております。

収載曲

[1] 夜の静寂に
  作曲: 高嶋圭子
  編成: トロンボーンソロ

商品詳細

発売日 2018/9/14
JAN 4560318476134
楽器 トロンボーン