フォスターミュージック

[トロンボーンソロ] メモリーズ(高嶋圭子)

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[トロンボーンソロ] メモリーズ(高嶋圭子)

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商品紹介
メモリーズ
Memories
作曲: 高嶋圭子 (Keiko Takashima)
演奏・商品形態: トロンボーン・アンサンブル楽譜
編成: ソロ( Trb. / Pf. )
演奏時間: 8分0秒
編成:トロンボーン - ソロ
Trombone
Piano

編成・カットなどの変更が生じる際は、編曲利用申請書をご提出ください。

この作品は、もとは1997年パリ・トロンボーン四重奏団の日本での最後のコンサートために作曲したトロンボーン四重奏曲であり、後にパリ・トロを敬愛してやまない荻野氏の1999年のリサイタルのためにリアレンジ、初演されました(初演はピアノ・高良仁美さん)

全体は原曲と同様に四つの部分によって構成されており、1.バラードでは短い序奏に続き主題が穏やかに流れ、続く2.タンゴでは一変し軽快な曲調に変化します。ゆったりと流れる旋律を持つ3.レクイエムは、ハラヤミュージックエンタープライズの故・原谷晴夫氏に捧げた曲。鎮魂歌ではありますがそれは悲しみの音楽ではなく、パリ・トロとの出逢いをもたらしてくれた氏に対する感謝の気持ちから生まれた音楽なのです。そして最後に4.フィナーレでは主題が様々な変容を遂げながら現れ、コーダへと盛り上がり最後に堂々としめくくられます。

「メモリーズ」には、パリ・トロとの思い出の数々、そしてそれら全てに関ってくださった人々との貴重な出来事への様々な思いがこめられています。

今回、このトロンボーンソロ版の出版にあたり、トロンボーンの荻野昇氏、ピアノの林浩子さん、高良仁美さんをはじめ、フォスターミュージックの皆様に多大なるご協力を頂きましたことをここに感謝致します。(2017年6月 高嶋圭子)


I originally wrote this string quartet piece for the final concert of Le Quatuor de Trombone de Paris in 1997, but later on, it was rearranged to be first performed at a 1999 recital by Noboru Ogino, who has so much love and respect for them. (The premiere was Hitomi Takara on piano)

The entire piece is composed of four parts. “1. Ballad” has a short introduction, followed by the motif calmly flowing through, then there is an abrupt about face in “2. Tango,” as the piece becomes a jaunty tune. “3. Requiem,” which has a gently flowing melody, is dedicated to the reason for Haraya Music Enterprise, Haruo Haraya. It is a song of requiem, but not a song of sorrow; it was created to express my thanks for his introducing me to Paris Trois. Finally, in the last part, “4. Finale,” the motif appears as it goes through several transformations, then builds to the climactic coda and closes the piece with a magnificent ending.

The song “Memories” contains many memories of my time with Le Quatuor de Trombone de Paris, and various memories of the precious times I had with the people who were all part of it.

I would like to express my deepest appreciation to Noboru Ogino on trombone, Hiroko Hayashi on piano, and, starting with Hitomi Takahara, all the people at FOSTERMUSIC Inc., from whom I received great help in publishing this trombone solo edition.


高嶋圭子 (Keiko Takashima)
1962年、香川県高松市生まれ。広島市出身。

4歳からピアノを始め、中学高校時代では部活動で合唱に熱中。高校二年より和声学・作曲理論を学び始め1982年東京藝術大学音楽学部作曲科へ。卒業後の1987年、パリ・トロンボーン四重奏団初来日の際にアンコールピースとして「夕やけこやけ」「わらべうた」を提供して以来、トロンボーンに関わる作品が多い。

トロンボーン四重奏のための「パスピエ」「メモリーズ」「スクエアダンス」「古都三景」「出逢いは、はじまり」「ふるさとのうた」「四季の詩」「ハナミズキの祈り」「砂の丘を越えて」など、またトロンボーンとピアノのための作品として、ミシェル・ベッケ氏のソロアルバムにも収録されている「幻想五木の子守唄」をはじめ、ソナタ「風花賛礼」「夜の静寂に」「春の呼ぶ声を聞く」などがある。合唱曲としては、落語を主題にした「時そば」(混声合唱)、女声合唱組曲「京都の恋(詩:黛まどか)」「花だより(詩:高橋うらら)」など。ピアノ曲としては「ピアノ発表会物語」がピティナ・ミュッセ(インターネット上の楽譜配信サービス)にて好評配信中。

1998年に広島で行われた国民体育大会では、開会式・閉会式のファンファーレを作曲。社団法人全日本ピアノ指導者協会正会員。

※高島の高いの字は、はしご高となります。システム上表示ができないため代用しております。

収載曲

[1] メモリーズ
  作曲: 高嶋圭子
  編成: トロンボーンソロ

商品詳細

発売日 2018/9/14
JAN 4560318476141
楽器 トロンボーン