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RG-146 ボノンチーニ 室内嬉遊曲 第5番 変ロ長調 CD付

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ボノンチーニの器楽作品は若いころのものがほとんどなのですが、この「室内嬉遊曲集(DIVERTIMENTI da CAMERA)」は1722年の出版で、おそらく作曲家として脂の乗り切った50歳前後のころ、ロンドンに移って間もなくに書かれた8曲から成る曲集です。このころがボノンチーニの名声の絶頂に達したころでもありました。

 「嬉遊曲」というのは気晴らしのために演奏される気楽な音楽というほどの意味で、18世紀にさかんに書かれ、おもに貴族たちの食事の席や社交の場で、あるいは祝い事の折などに演奏された多楽章形式の器楽曲です。編成は大小さまざま、まったく自由で、小はピアノソロのための嬉遊曲(ハイドンなど)やピアノ連弾の曲(シューベルト)から、いくつかの楽器のアンサンブルによる室内楽形式の作品、そして大は管弦楽団による作品まで、いろいろとあります。モーツァルトは生涯のさまざまな機会に20曲ほどのすばらしい嬉遊曲を書きました。19世紀に入るとしだいに書かれなくなっていきましたが、のちに20世紀になってからバルトークやストラヴィンスキー、レナード・バーンスタインなどがこの名を冠した作品を発表しています。

 もともと嬉遊曲とは室内向けの音楽なのに、ボノンチーニはさらに「室内」を表す語を加えた題としたわけですが、それ自体あまり深い意味はないと思われます。詳しくいうと「ヴァイオリンまたはフラウト(=アルトリコーダー)のための室内嬉遊曲集」で、内容的には通奏低音つきソロソナタ集とみなして全く差し支えのないものです。そして、これをチェンバロ独奏に編曲した楽譜も出版されていたことは、この作品集に対する当時の人気ぶりを証する事実だと言えるでしょう。


★解説★

 4つの楽章から成っています。

  第1楽章はアンダンテ・マ・ノン・プレスト(歩くように、ただし速くなく)と指定されています。リコーダーと低音とが、「分散和音」のモチーフを交互に奏して対話するように進みます。くつろいだ気分の音楽で、あまり込み入った内容は持っていませんが、音楽はもともと音の戯れですから、その意味では面白くつくられています。

 第2楽章はラルゴ(はば広く)、4分の3拍子です。指定を見ずに楽譜だけ見ると、コレンテ(クーラント)かと思うようなリズム型で書かれています。安らかな感じで始まりますが、間もなく激しく転調するようになり、いつまで経ってもなかなか調が安定しないことで独特の効果を上げています。

 第3楽章はプレスト・アッサイ(非常に速く)、8分の12拍子で、ジークふうの楽章です。リズムに生気があり、構成も手堅くつくられた佳品と言ってよいでしょう。前半・後半ともに最後の小節が、ほぼ独奏楽器だけになる趣向も新鮮です。

 第4楽章はヴィヴァーチェ(生き生きと)、8分の6拍子の曲です。少し落ち着いてメヌエットのように演奏しても良いかも知れません。最後は低音と独奏楽器が4小節ずつ役割を入れ替わる趣向で踊るようなパッセージを奏し、最後まで愉快な気分を保ったまま曲をしめくくります。「嬉遊曲」といいながら短調の曲も多いこの曲集ですが、本書の「第5番」は、まさに典型的な嬉遊曲の雰囲気を持っていると言えるでしょう。

商品詳細

発売日 2012/11/1
サイズ A5
ページ数 20
JAN 4571325244791
ISBN 9784862664679
楽器 リコーダー
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