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RP マッテゾン アルトリコーダーデュオソナタ ニ短調 作品1-1
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★構成
本体冊子・・・A4サイズ 12ページ
・スコア(パート譜の1冊を兼ねる)
・曲目解説
・アルトリコーダー運指表
別冊パート譜(内容はスコア)
マイナスワンと演奏例を収録したCD(CD-Rメディア使用)
★ 収録曲難易度(指回り難度)
・第1楽章 Prelude: Largo B2
・第2楽章 Allegro B3
・第3楽章 Adagio A2
・第4楽章 Gigue C1
★解題★
1708年にオランダで出版されたマッテゾンの「作品1」のソナタ集には、4曲の二重奏ソナタと8曲の三重奏ソナタが収められています。本作はソナタ第1番として集中の冒頭を飾る作品で、4楽章から成っています。緻密に書かれた名品です。
(石田誠司)
★各楽章解説★
第1楽章はプレリュード(前奏曲)ラルゴ(広々と)。 第2パートが先行し、次々と紡ぎ出されるメロディーが印象的な音楽です。楽章の最後は半終止で、休みなく第2楽章に続くように作られています。
第2楽章はアレグロ(快活に)。 4小節のテーマによるフガートで始まり、きびきびと小気味よい動きで進んでいきます。
第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)。旋律的というよりは和声の移り変わりに特徴のある楽章。
第4楽章はジーク。8分の6の軽快な舞曲のスタイルによる音楽で、各セクションの終わりにある4分音符+8分休符の動きは、いわば「ストップモーション」のような感覚でしょうか。
J. マッテゾン
~~理論家としても有名な外交官作曲家~~
★マッテゾンについて★
ヨハン・マッテゾンは1681年にハンブルクに生まれた作曲家です。理論家としても知られ、たくさんの本を書き残しました。幼少のときから音楽の才能を発揮してオルガニストや歌手として活動しましたが、のち一時期は外交官として英国にわたって働き、ヘンデルとは無二の親友でした。
作品としてはオペラやオラトリオ、カンタータなどの声楽曲が多く、器楽曲はあまり多く書かなかった人ですが、ちょうどリコーダーが大流行していた時代にイギリスで働きましたから、おそらくその縁で、リコーダー用の重奏ソナタ集を残してくれたのは嬉しいことです。
★マッテゾンのソナタ集★
1708年にオランダで出版されたマッテゾンの「作品1」のソナタ集には、4曲の二重奏ソナタと8曲の三重奏ソナタが収められています。
収載曲
[1] アルトリコーダーデュオソナタ ニ短調 作品1-1
作曲: マッテゾン
商品詳細
発売日 |
2020/5/1 |
ページ数 |
12 |
JAN |
4571325249062 |
ISBN |
9784862667939 |
楽器 |
リコーダー |
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