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ワーグナーシュンポシオン2019
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日本のワーグナー研究の最新動向を伝える年刊誌。
巻頭インタビューは愛知祝祭管弦楽団が登場。
特集ではワーグナーとイタリアとの関係を多面的に論ずる。
『ワーグナーシュンポシオン』は、わが国におけるワーグナー研究の成果やワーグナー芸術にかんする多様な情報を発信する年刊誌。
「シュンポシオン」とは、古代ギリシャで酒を酌み交わしながら行われていた議論のことで、プラトンの対話篇『饗宴』の原題でもあります。
本誌を、ワーグナーについて真摯かつ自由闊達に語り合う場にしたいとの願いが、この誌名にこめられています。
本号では、まず巻頭インタビューに、アマチュア・オケでありながら《リング》4部作全曲上演という壮挙に取り組む愛知祝祭管弦楽団から音楽監督の三澤洋史氏、団長の佐藤悦雄氏、演出を務める佐藤美晴氏が登場。
特集は「ワーグナーとイタリア」と題し、イタリアにおけるワーグナー受容、イタリアを舞台にしたワーグナーの知られざる未完の作品、ワーグナーとヴェルディのシラー受容について論ずる。
エッセイはオペラ演出家・菅尾友氏、音楽評論家・山崎浩太郎氏、作曲家・指揮者、杉山洋一氏が寄稿。
その他バイロイト音楽祭や国内の上演報告、内外の文献紹介ほか最新情報も満載。
プロフィール
日本ワーク゛ナー協会
1980年4月11日に産声をあけ゛た日本ワーク゛ナー協会は、19世紀ヨーロッハ゜の精神文化を代表するリヒャルト・ワーク゛ナーの芸術を探求し、広く紹介すること、それによって日本の芸術文化に貢献することを目的としています。東京て゛開催される月例会、関西・名古屋等の定例会を活動の中心に、テーマ別に専門家を講師に招き、講演会、レクチャーコンサート、DVD鑑賞会、ハ゜ネルテ゛ィスカッションなと゛を開催し、ワーク゛ナーの芸術を正しく紹介するよう努めています。また、来日中の外国の著名な演奏家、演出家、研究者らを招いた公開インタヒ゛ューや、彼らを囲むハ゜ーティー等さまさ゛まなフ゜ロク゛ラムも企画しています。出版活動て゛は、多彩な執筆陣による年1回の総合研究誌『ワーク゛ナーシュンホ゜シオン』刊行のほか、年4回協会機関紙『リンク゛』を発行。さらに研究成果の集大成ともいえるワーク゛ナー作品の音楽註・訳註つき対訳本は、23年の歳月をかけ、2013年全作品の対訳か゛完結いたしました。また、ハ゛イロイト祝祭劇場をはし゛めとする欧米音楽界と密接な情報交換や人的交流を行うなと゛、民間レヘ゛ルて゛の文化交流の架け橋として国際親善にも少なからす゛寄与しています。
日本ワーグナー協会 公式ホームページ
CONTENTS
■巻頭インタビュー ワーグナー今年の顔
愛知祝祭管弦楽団──三澤洋史氏、佐藤悦雄氏、佐藤美晴氏(聞き手:鈴木伸行)
まえがき(杉谷恭一)
■特集──ワーグナーとイタリア
イタリア・オペラにおけるワーグナーの影響─《ローエングリン》のイタリア初演をめぐって(小畑恒夫)
遙かなる時代への憧憬──ワーグナーの《サラセンの女》(小林幸子)
[連載『ワーグナースペクトラム』誌掲載論文]
ワーグナーとヴェルディ──その対極的なシラー受容(ディーター・ボルヒマイアー/杉谷恭一訳)
■エッセイ
ヴュルツブルク歌劇場《神々の黄昏》演出に向けて(準備編)(菅尾 友)
世の憂き人に伝ふべし──ローエングリンと羽衣(山崎浩太郎)
イタリアのワーグナー(杉山洋一)
■上演報告
バイロイト音楽祭 二〇一八──ユヴァル・シャロン新演出の《ローエングリン》、やむを得なかった未完成?(舩木篤也)
国内ワーグナー上演 二〇一八──びわ湖と愛知で《指環》の競演、東京では《ローエングリン》二本(山崎太郎)
カールスルーエ歌劇場《指環》チクルス後半の報告(森岡実穂)
■書評
国内ワーグナー文献 二〇一八(江口直光)
海外ワーグナー文献 二〇一八(フランク・ピオンテク/松原良輔訳)
執筆者紹介
■海外ワーグナー上演 二〇一八(曽雌裕一)
日本ワーグナー協会二〇一八年度活動記録
商品詳細
発売日 |
2019/7/25 |
ページ数 |
184 |
ISBN |
9784865592047 |
楽器 |
書籍 |
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