アルテスパブリッシング
アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史
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〈いりぐちアルテス〉第3弾は、10年ほど前に音楽之友社より刊行された名著『アメリカン・ルーツ・ミュージック 楽器と音楽の旅』の姉妹編にあたり、今日のアメリカの豊かな音楽文化の土台となっているルーツ・ミュージックをCDで楽しむためのディスクガイドです。メインの100枚に加えて、それぞれ2枚ずつ参考ディスクを選んでおり、ご紹介するCDは総計300枚にのぼります。
スティーヴン・フォスター、ジミー・ロジャース、ロバート・ジョンソン、ビル・モンローらの歴史的音源から、ドック・ワトソン、ジム・クエスキン(先頃来日したばかり)、デヴィッド・グリスマン、ギャビ・パヒヌイ、ボブ・ディラン、ライ・クーダー、ベラ・フレック、アリソン・クラウスなど20世紀、21世紀の最新音源まで、ジャンル名でいえば、ミンストレル・ショウに始まり、ヒルビリー、オールドタイム、ジャグ・バンド、ブルース、ブルーグラスからロックまで、世界各地からやってきた移民が作り上げた豊穣な音楽世界をお楽しみください。
特別付録として、長年このジャンルのミュージシャンを数多く日本に呼んでコンサートを成功させてきた麻田浩さん(トムス・キャビン)をゲストにお迎えして、ご自身が60年代に現地で体験されたアメリカン・ルーツ・ミュージックの魅力について語っていただいています。
●著者プロフィール
奥 和宏(おく・かずひろ)
東京生まれ。父親の影響で津軽や南部の民謡を聴いて育つ。本格的に音楽に目覚めたのは、URC、ベルウッド系の日本のフォーク、アメリカン・ロック、ブリティッシュ・トラッドなどの洗礼を受けてから。ほぼ同時期に楽器に興味を持ち、バンジョー、ギター、マンドリン、フィドル、ラップ・スティール、ブズーキ、ウクレレと、手当たり次第に弾きまくって今日に至る。『ブルーグラス・リヴァイバル』誌編集部に採用されたのがきっかけとなり、80年代に音楽ライターとしてもデビュー。同誌をはじめ業界紙、パソコン雑誌などの編集長を歴任し、現在はフリーランスのライター。本業の傍ら、バンド活動も地道に続けている。著書に『アメリカン・ルーツ・ミュージック楽器と音楽の旅』(音楽之友社、2002年)、『デジタル・ミュージック読本音楽との新しい付き合い方』(技術評論社、2006年)、『証言!日本のロック70's Vol.1、2』(アルテスパブリッシング、2009年、共著・脚注担当)などがある。
奥和宏 著
商品詳細
発売日 |
2013/6/25 |
ページ数 |
232 |
ISBN |
9784903951669 |
楽器 |
書籍 |
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