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リコーダーJP
RG-178 ヴァレンタイン ソナタ ヘ長調 作品5-10
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990 円(税込)
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★冊子・・・A5サイズ 16ページ
・リコーダーパート譜
・伴奏譜(スコア)
・曲目解説
・アルトリコーダー運指表
★CD・・・1枚
収録内容
(1)各楽章につきモダンピッチ(A=440Hz)の伴奏
(2)各楽章につきバロックピッチ(A=415Hz)の伴奏
(3)各楽章につきリコーダーの演奏を合わせた演奏例
(4)ボーナストラックとして各楽章につき(1)と異なるテンポによる伴奏をいくつか収録
※チェンバロ伴奏演奏はすべて石田誠司(デジタルサンプリング音源使用)
★解題★
「英国人ヴァレンタイン作 独奏フラウト(アルトリコーダー)と通奏低音のためのソナタ 作品5 第1部」(SONATA A FLAUTO SOLO COL BASSO /Roberto Valentine Inglese opera quinta parte prima) は、6曲から成り、1715年ごろにローマで出版されました。続いて1716年ごろにアムステルダムで、1718年ごろにロンドンでも出版されましたが、これらの版はさらに6曲を加えた12曲入りになっていました。(ということは、ローマ版にも本来「第2部」があったのかも知れません。)
さすがに「音楽の本場・イタリア」でリコーダー奏者として活躍したというだけあって、華麗にして才気あふれる作風です。
★解説★
6つの短い楽章から成っています。
第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。メロディーの骨組みはいたってシンプルですが、そこに細かな装飾をほどこすことで音楽が成り立っています。
第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の2拍子。ヴァレンタインらしい「ゴキゲン」な楽章です。屈託のない明るさが身上。
第3楽章はマルチア(マーチ)と指定されています。ほとんどが「1の和音(主和音)」でてきているというやや実験的な内容になっています。
第4楽章はアダージョ、4分の3拍子で、リズムの特徴からするとサラバンドかも知れません。後半の心のこもった音楽が耳に残ります。
第5楽章は4分の3拍子のメヌエットです。トリルを小気味よく決めるとなかなか爽快感があります。ちょっと見には平凡なようですが、なかなかの出来栄え。
第6楽章はアレグロと指定された8分の6拍子のジークで、疾走するスピード感の曲です。これ以上ないほどの短さですが、後半に出てくるタイを用いた少し長い音に力があって、光るものがあります。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章(C-1)
第2楽章(C-1)
第3楽章(B-3)
第4楽章(C-1)
第5楽章(B-2)
第6楽章(B-3)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 チェンバロ演奏: 石田誠司 (使用楽器はRJP所有のデジタルサンプリング音源)
R. ヴァレンタイン
~~本場イタリアで成功した英国人~~
ロバート・ヴァレンタイン(1671年ごろ~1747年)は、イギリス人なのに音楽先進国イタリアで成功しためずらしい音楽家です。当時のイギリスは「お金はあるが音楽家は不足」だったため、主にイタリアから音楽家を招いて不足を補っていたのですから、これは快挙だったことでしょう。
イギリスのちょうど真ん中あたりにあるライセスターという町に生まれました。彼の一家はオルガニストを多く輩出し、19世紀に至るまでこのあたりの音楽シーンに大きな役割を果たしたそうです。ヴァレンタインの修行時代のことはよくわかっていませんが、とにかく18世紀になるかならないかのころに、二十歳そこそこのヴァレンタインはトーマス・サムウェル卿の支援を得てイタリアに赴き、ローマを中心に、リコーダー奏者・オーボエ奏者として30年ほども活躍しました。それとともに、主としてリコーダーのための作品集もローマやアムステルダムでたくさん出版し、それらの作品集は彼が帰国する1731年までにはロンドンでも全て出版されていたという人気ぶりでした。また当時の愛好家が手書きで筆写した楽譜集で、ナポリの作曲家の作品ばかりを集めてある中にヴァレンタインのコンチェルトを1曲収めてあった例があり、このことから、ヴァレンタインはナポリでも何らかの活動を行ったことがあるのではないかと考えられています。
このようにイタリアで活躍したヴァレンタインは、イタリアに傾倒するあまりかイタリアふうに「ロベルト・ヴァレンティーニ」と名乗っていました。しかし、イギリス人としての誇りも失っていなかったようで、彼がローマなどで出版した楽譜では名前の後に Inglese(英国人)と付記してありました。
ヴァレンタインは1747年にローマで亡くなったとみられています。
※ 以前、生没年や死去した土地を「1680年ごろ~1735年ごろ英国で」としていましたが、新しい研究成果に基づいて訂正しました。 (2016年8月6日)
・リコーダーパート譜
・伴奏譜(スコア)
・曲目解説
・アルトリコーダー運指表
★CD・・・1枚
収録内容
(1)各楽章につきモダンピッチ(A=440Hz)の伴奏
(2)各楽章につきバロックピッチ(A=415Hz)の伴奏
(3)各楽章につきリコーダーの演奏を合わせた演奏例
(4)ボーナストラックとして各楽章につき(1)と異なるテンポによる伴奏をいくつか収録
※チェンバロ伴奏演奏はすべて石田誠司(デジタルサンプリング音源使用)
★解題★
「英国人ヴァレンタイン作 独奏フラウト(アルトリコーダー)と通奏低音のためのソナタ 作品5 第1部」(SONATA A FLAUTO SOLO COL BASSO /Roberto Valentine Inglese opera quinta parte prima) は、6曲から成り、1715年ごろにローマで出版されました。続いて1716年ごろにアムステルダムで、1718年ごろにロンドンでも出版されましたが、これらの版はさらに6曲を加えた12曲入りになっていました。(ということは、ローマ版にも本来「第2部」があったのかも知れません。)
さすがに「音楽の本場・イタリア」でリコーダー奏者として活躍したというだけあって、華麗にして才気あふれる作風です。
★解説★
6つの短い楽章から成っています。
第1楽章はアダージョ(ゆっくりと)、4分の4拍子です。メロディーの骨組みはいたってシンプルですが、そこに細かな装飾をほどこすことで音楽が成り立っています。
第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の2拍子。ヴァレンタインらしい「ゴキゲン」な楽章です。屈託のない明るさが身上。
第3楽章はマルチア(マーチ)と指定されています。ほとんどが「1の和音(主和音)」でてきているというやや実験的な内容になっています。
第4楽章はアダージョ、4分の3拍子で、リズムの特徴からするとサラバンドかも知れません。後半の心のこもった音楽が耳に残ります。
第5楽章は4分の3拍子のメヌエットです。トリルを小気味よく決めるとなかなか爽快感があります。ちょっと見には平凡なようですが、なかなかの出来栄え。
第6楽章はアレグロと指定された8分の6拍子のジークで、疾走するスピード感の曲です。これ以上ないほどの短さですが、後半に出てくるタイを用いた少し長い音に力があって、光るものがあります。
※演奏例がお聴きいただけます
■リコーダーによる演奏
第1楽章(C-1)
第2楽章(C-1)
第3楽章(B-3)
第4楽章(C-1)
第5楽章(B-2)
第6楽章(B-3)
※カッコ内は指回り難度です。
※リコーダー演奏:石田誠司 チェンバロ演奏: 石田誠司 (使用楽器はRJP所有のデジタルサンプリング音源)
R. ヴァレンタイン
~~本場イタリアで成功した英国人~~
ロバート・ヴァレンタイン(1671年ごろ~1747年)は、イギリス人なのに音楽先進国イタリアで成功しためずらしい音楽家です。当時のイギリスは「お金はあるが音楽家は不足」だったため、主にイタリアから音楽家を招いて不足を補っていたのですから、これは快挙だったことでしょう。
イギリスのちょうど真ん中あたりにあるライセスターという町に生まれました。彼の一家はオルガニストを多く輩出し、19世紀に至るまでこのあたりの音楽シーンに大きな役割を果たしたそうです。ヴァレンタインの修行時代のことはよくわかっていませんが、とにかく18世紀になるかならないかのころに、二十歳そこそこのヴァレンタインはトーマス・サムウェル卿の支援を得てイタリアに赴き、ローマを中心に、リコーダー奏者・オーボエ奏者として30年ほども活躍しました。それとともに、主としてリコーダーのための作品集もローマやアムステルダムでたくさん出版し、それらの作品集は彼が帰国する1731年までにはロンドンでも全て出版されていたという人気ぶりでした。また当時の愛好家が手書きで筆写した楽譜集で、ナポリの作曲家の作品ばかりを集めてある中にヴァレンタインのコンチェルトを1曲収めてあった例があり、このことから、ヴァレンタインはナポリでも何らかの活動を行ったことがあるのではないかと考えられています。
このようにイタリアで活躍したヴァレンタインは、イタリアに傾倒するあまりかイタリアふうに「ロベルト・ヴァレンティーニ」と名乗っていました。しかし、イギリス人としての誇りも失っていなかったようで、彼がローマなどで出版した楽譜では名前の後に Inglese(英国人)と付記してありました。
ヴァレンタインは1747年にローマで亡くなったとみられています。
※ 以前、生没年や死去した土地を「1680年ごろ~1735年ごろ英国で」としていましたが、新しい研究成果に基づいて訂正しました。 (2016年8月6日)
商品詳細
発売日 | 2016/9/1 |
---|---|
サイズ | A5 |
ページ数 | 16 |
JAN | 4571325246580 |
ISBN | 9784862666048 |
楽器 | リコーダー |
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