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SR-149 マッテゾン 3本のアルトリコーダーのためのソナタ集 第2巻

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SR-149 マッテゾン 3本のアルトリコーダーのためのソナタ集 第2巻

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3本のアルトリコーダーのめのソナタ
ハ長調 作品1-5
★解題★

 1708年にオランダで出版されたマッテゾンの「作品1」 のアルトリコーダー重奏ソナタ集では、全12曲のうち、第3番から第10番に至る8曲が三重奏曲になっています(他は二重奏曲)。


★解説★

 作品1-5の三重奏曲は5つの楽章から成り、遅い楽章での響きの美しさ、速い楽章での軽妙で機知に富む味わいなど、絶品と言ってよい出来栄えです。

 第1楽章はマルシェ(行進)、4分の4拍子です。第3リコーダーが終わり近くまではずっと「低音楽器」らしい動きで音楽を支えますが、最後の方で突然高温部に参入してトリッキーな面白い動きを先導します。

 第2楽章はアダージョ(ゆっくりと)、2分の3拍子で、第一リコーダーが同音を打って先導すると第2・第3リコーダーが唱和して始まります。短いながら響きの美しさに魅せられる名品です。

 第3楽章はアレグロ(快活に)、8分の3拍子の短いフーガです。第1リコーダーが単独で8小節にまたがる長い主題を提示し、第2・第3リコーダーが応答・提示をおこなって開始。活発に小気味よく進む、躍動感に満ちた楽章になっています。

 第4楽章はエア(アリア)と題され、ラルゴ(広々と)、4分の3拍子です。清澄な感じのコラールふうの音楽で、心が洗われるようなきよらかな美しさに満ちています。

 第5楽章はジークで、8分の6拍子です。ヴィト(速く)と指定されていますが、付点八分音符のリズムをまじえて進みますので、そう極端に速い音楽ではなさそうです。軽妙で洒落た終曲となりました。
 
 
 3本のアルトリコーダーのめのソナタ
変ロ長調 作品1-6
★解題★

 1708年にオランダで出版されたマッテゾンの「作品1」 のアルトリコーダー重奏ソナタ集では、全12曲のうち、第3番から第10番に至る8曲が三重奏曲になっています(他は二重奏曲)。


★解説★

 作品1-6の三重奏曲は4楽章から成り、ハーモニーが美しくて軽妙な味がすばらしい傑作です。

 第1楽章はアンダンテ(歩くように)、8分の6拍子です。第1リコーダーが先導し、第2リコーダー・第3リコーダーがほぼ声を揃えて合いの手を奏する形で進んでいきます。同じリズムの繰り返し‥‥‥と思って油断していると、ひょいと違うリズムが紛れ込ませてあって泡を食います。

 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の4拍子です。速い16分音符のテーマによるフーガとして始まり、すばらしいスピード感ですが推移部では今度は絶妙に美しいゼクエンツ。二度目の提示~応答セットのあと、同音の連打を取り入れたリズミカルな音楽になったり、新しい主題の同度での順次模倣など、多彩な音楽を繰り広げます。絶品の快速楽章です。

 第3楽章はアダージョ(ゆっくりと)、;4分の4拍子です。冒頭で第2リコーダーが示す主題を歌い交わしながら、清澄な響きに包まれるような音楽が進みます。

 第4楽章はガボット、2分の2拍子です。実に調子のよいリズミカルな歩みで音楽が進んでいきます。気品のある、澄明な響きの美しさが耳に残ることでしょう。

収載曲

・1 マルシェ
  グレード: C1
・2 アダージョ
  グレード: A2
・3 アレグロ
  グレード: C1
・4 エア
  グレード: B1
・5 ジーク
  グレード: B3
・1 アンダンテ
  グレード: B2
・2 アレグロ
  グレード: C1
・3 アダージョ
  グレード: C1
・4 ガヴォット
  グレード: B3

商品詳細

発売日 2022/12/1
ページ数 40
JAN 4571325251706
ISBN 9784867670507
楽器 リコーダー
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