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音楽未経験でも大丈夫!! 歌とギターどっちも学んで100日後に夢のギタボデビュー。 vol.5「テンションのピーク 印象を残そう! サビ編」【produced by Go! Go! GUITAR】 

音楽未経験でも大丈夫!! 歌とギターどっちも学んで100日後に夢のギタボデビュー。 vol.5「テンションのピーク 印象を残そう! サビ編」【produced by Go! Go! GUITAR】 

  皆さんこんにちは。シンガーソングライター、ボイストレーナーの橋村姫です。今回はコラム5回目です! 一番盛り上がる“サビ編”! ギタボデビュー講座1コーラス完成までもう少し! 逆に言えばここをクリアすればフルコーラス完成するまでに新しいことはもう出てきません。 それでは今日も“みゆちゃん”と一緒に課題曲『♪Start up』の歌唱と演奏頑張って行きましょう! 解説・模範演奏/橋村姫   ◆この記事で学べること ・盛り上がるパートでの表現の仕方 ・-実技- 課題曲「♪Star up」歌唱編 ルバート(落ちサビ)との変化の付け方 ・-実技- 課題曲「♪Star up」ギター編 ギターにもテンションをつけて刻んでみよう     ■ 盛り上がるパートでの表現の仕方      今日は『♪Start up』1コーラスも大詰め、“サビ編”という事でトライしていきます!  皆さんそもそも「サビ」という言葉をよく聞くとは思いますが、どんなイメージを持たれていますでしょうか? ※サビとは、曲の最も盛り上がる部分=メインモチーフとなるフレーズのことを指します。 曲の顔として印象づける役目でもあるので1番カッコ良く表現したいところです!  「♪Start up」は演奏を聴いてくれる人の背中を押す応援歌なので、聴いてくれる人のエネルギーになるような力強い演奏を届けるべく、 ・自分の心のテンションを上げて...

音楽未経験でも大丈夫!! 歌とギターどっちも学んで100日後に夢のギタボデビュー。 vol.4「リズムが変化!盛り上がれBメロ編」【produced by Go! Go! GUITAR】

音楽未経験でも大丈夫!! 歌とギターどっちも学んで100日後に夢のギタボデビュー。 vol.4「リズムが変化!盛り上がれBメロ編」【produced by Go! Go! GUITAR】

  皆さんこんにちは! シンガーソングライター/ボイストレーナーの橋村姫です。 今回で4回目のコラム。皆様vol.1〜vol.3までは読んで頂けましたか? ワンコーラス完成まであともう少しです! 今回のBメロ編ではサビに繋がる盛り上がりを作っていけるように、 リズムの変化に合わせて徐々に勢いをつけて演奏してみましょう♪ 今日も一緒に楽しんでいきましょ〜!! 解説・模範演奏/橋村姫   ◆この記事で学べること ・Bメロのリズムに慣れよう! ・-実技・課題曲「♪Star up」Bメロをパワーコードで弾き語ろう(エレキ用) ・-実技・課題曲「♪Star up」Bメロをオープンコードで弾き語ろう(アコギ用)     ■ Bメロのリズムに慣れよう!      前回一緒に勉強したAメロからBメロに突入するわけですが、ここで「♪Start up」DEMO音源のドラムの音に集中して聴いてみましょう。  Bメロではリズム、ノリ感が変わっています! このパートは2つのリズムで構成されているんです! DEMO     【Aメロリズム】 ドッタンドドタンドッタドッドタン            ↓...

音楽未経験でも大丈夫!! 歌とギターどっちも学んで100日後に夢のギタボデビュー。 vol.3「楽しいを音で表現!Aメロ編」【produced by Go! Go! GUITAR】

音楽未経験でも大丈夫!! 歌とギターどっちも学んで100日後に夢のギタボデビュー。 vol.3「楽しいを音で表現!Aメロ編」【produced by Go! Go! GUITAR】

  皆さんこんにちは! シンガーソングライター/ボイストレーナーの橋村姫です。 3回目の『100日後にギタボデビュー講座』、今回はギターでしっかりリズムを刻みながら、そこに歌を乗せていきますよー! ノリも歌も両立出来るコツをお伝えしますね♪ 今日も楽しみながら頑張って行きましょうー!! 解説・模範演奏/橋村姫   ◆この記事で学べること ・歌とギター、同時演奏で緊張しないコツ ・-実技・ギター編-Aメロをパワーコードで刻んで弾き語ろう(エレキ用) ・-実技・ギター編-Aメロをオープンコードで弾いてみよう(アコギ用)     ■ 歌とギター、同時演奏で緊張しないコツ      歌いながらギターも気にして演奏するのは緊張しちゃいますよね。しかも、音程やリズムも意識すると頭がいっぱいになっちゃいます。  ではどうやって慣れて行くかというと、 “それぞれのパートで難しい事をやっている感” を無くす事です。  つまり、勢いに任せてしまう勇気を持ってほしいんです! 頭で考えながら演奏をすると、どうしても緊張が走ります。 大切なのは“心と体のリラックス” 《Aメロの歌詞》      実は、このAメロ部分はそんなに音程を意識しなくて大丈夫な歌唱パートなんです! 私の歌い方、かけ声やセリフのような感じがしませんか?  みゆちゃんが文化祭で演奏するこの曲は、歌う本人はもちろんお客さんも一緒に声を出せる雰囲気がいいなと思い、『緊張せずに歌える』をコンセプトに作曲したので、皆さんも簡単にギターを弾きながら歌えちゃいます♪...

音楽未経験でも大丈夫!! 歌とギターどっちも学んで100日後に夢のギタボデビュー。 vol.2「基礎トレ! ボイス&リズムトレーニング」【produced by Go! Go! GUITAR】

音楽未経験でも大丈夫!! 歌とギターどっちも学んで100日後に夢のギタボデビュー。 vol.2「基礎トレ! ボイス&リズムトレーニング」【produced by Go! Go! GUITAR】

  皆さんこんにちは。橋村姫です! 前回の第1弾を読んで下さった皆さんありがとうございます!『100日後にギタボデビュー講座』2回目ということで、今回は楽曲を演奏するための歌とギターそれぞれの基礎スキルを上げる練習法などをご紹介します♪ 基礎を伸ばせば完成形の演奏はぐんと良くなるので、今日も楽しみながら頑張って行きましょう! 解説・模範演奏/橋村姫   ◆この記事で学べること ・-実技・歌編- 声を強化!ボイストレーニング  ・課題曲「♪Start up」間奏に挑戦 ・-実技・ギター編-パワーコードで弾いてみよう(エレキ用) ・-実技・ギター編-オープンコードで弾いてみよう(アコギ用)     ■ -実技・歌編- 声を強化!ボイストレーニング    初回レッスンのコラムで歌は呼吸が大切だと説明させて頂きましたが、 ブレスでしっかり蓄える → 息を使い切って歌う の繰り返し、慣れてきましたか?  お次はステップアップをして、歌うために大事な基礎3点 ・音程 ・リズム ・発声 を強化するためのボイストレーニングをやっていきましょう!     ・声を出す前にリップロールから  まず、いきなり声を出そうとすると歌うための喉はコントロールしづらいものです。声帯と呼吸器のウォーミングアップだと思って、まずリップロールからやってみましょう♪ 唇を結び鼻歌やハミングをする時の軽やかさで“prrrrrrr...”と音を出してみてください。...

音楽未経験でも大丈夫!! 歌とギターどっちも学んで100日後に夢のギタボデビュー。 vol.1「ギタボに挑戦!! はじめの一歩」【produced by Go! Go! GUITAR】

音楽未経験でも大丈夫!! 歌とギターどっちも学んで100日後に夢のギタボデビュー。 vol.1「ギタボに挑戦!! はじめの一歩」【produced by Go! Go! GUITAR】

  皆さんこんにちは。シンガーソングライター/ボイストレーナーの橋村姫です! 今回、『楽器・音楽経験未経験の方でも100日後にはギターボーカルとして弾き語りが出来るようになる』をテーマにコラムを書くことになりました。皆さん一度は『ギターを弾きながら歌ってみたい』と思ったことはありませんか? この講座ではギタボ(ギターボーカル)に憧れて学びに来てくれた、音楽経験0からスタートの"みゆちゃん"と一緒にステージデビューを目指して勉強していきましょう! 解説・模範演奏/橋村姫   ◆この記事で学べること ・演奏前の心得 ・-実技・ギター編- 課題曲で使う4コード ・-実技・歌唱編- 歌うための呼吸作り     ■ 演奏前の心得    まず、練習前に大切な3つのことをお伝えします♪     -演奏前の心得 三カ条- ①バッチリのチューニングをしてから練習 ②ギターストラップをつけて立って練習 ③“ボーカル”の部分をおろそかにしない    当たり前だと思いますよね? そうです、当たり前だからこそ、重要なことなんです。   ①バッチリのチューニングをしてから練習 私たちはギタボ(=ギターボーカル)なので、自分で演奏するギターの音を聴きながら歌います。ギターが上手く鳴っていないと歌にも影響が出ます。 『コードチェンジ、ストロークをいっぱい練習してノーミスになれば良いだけだ!』...

【楽譜の読み方#08】コーダ、トゥ・コーダ

【楽譜の読み方#08】コーダ、トゥ・コーダ

音楽の世界に足を踏み入れるにあたり、最初のステップは楽譜の読み方を理解することです。楽譜は音楽の言語であり、その記号や表現は演奏者が楽曲を理解し、表現をする手助けをしてくれます。 本シリーズでは、初めて楽譜に触れる方にも、既に演奏経験のある方にもわかりやすいよう、音符やリズム、様々な記号や用語に焦点を当て楽譜の読み方を解説していきます。 今回は反復記号の3回目、Coda(コーダ)とTo Coda(トゥ・コーダ)について説明します。 Coda(コーダ)、To Coda(トゥ・コーダ) Coda(コーダ) Codaは、イタリア語で「尾」を意味し楽曲のエンディング部分を指します。曲の締めくくりとして通常の形式から少し離れた特別なセクションで、劇的なクライマックスや落ち着いた終わり方など、メインテーマや展開部とは異なる旋律や和声が使用されることが多いです。 楽譜上での記号は、縦長の楕円に十字を重ねたマーク「」です。 To Coda(トゥ・コーダ) To Codaは「コーダに行く」という指示で、通常はD.C.(ダ・カーポ)やD.S.(ダル・セーニョ)と併用されます。D.C.やD.S.で指定された場所に戻った後、「To Coda」の指示がある場合は「Coda」へジャンプし、曲の終わりまでを演奏します。楽曲の特定の部分を飛ばしてエンディングへ進むことで、音楽の流れを意図的に変えることができます。 【前回の復習】 D.C.(ダ・カーポ)  :曲の最初へ戻る D.S.(ダル・セーニョ):セーニョの印()まで戻る まとめ(演奏の流れ) D.C.やD.S.で指定された場所に戻る To Codaまで演奏したら、それ以降をスキップしCodaへ進む Codaから曲の終わりまで演奏する 楽譜の読み方チェック それでは、実際に譜面で小節の流れを確認してみましょう! 【例題】Coda、To Coda 【答え】 小節の最後に「D.S.」があるのでセーニョ()まで一度戻り、To Codaの位置から離れたセクションのCodaへ。 ★譜面の流れ:「A→B→C→D→E→B→C→F→G」...

【楽譜の読み方#07】ダ・カーポ、ダル・セーニョとフィーネ

【楽譜の読み方#07】ダ・カーポ、ダル・セーニョとフィーネ

音楽の世界に足を踏み入れるにあたり、最初のステップは楽譜の読み方を理解することです。楽譜は音楽の言語であり、その記号や表現は演奏者が楽曲を理解し、表現をする手助けをしてくれます。本シリーズでは、初めて楽譜に触れる方にも、既に演奏経験のある方にもわかりやすいよう、音符やリズム、様々な記号や用語に焦点を当て楽譜の読み方を解説していきます。 今回のテーマは、演奏するときに意外と戸惑う「反復記号」のD.C.(ダ・カーポ)とD.S.(ダルセーニョ)そしてFine(フィーネ)。D.C.、D.S.は一文字違うだけですが、戻る場所が全く異なるため注意が必要です。 D.C.(ダ・カーポ)、D.S.(ダルセーニョ) 読みからもわかるとおり、D.C.・D.S.ともに省略して表記されています。 D.C. -「da capo」(ダ・カーポ) D.S. -「dal segno」(ダルセーニョ) 「da」「dal」はともに英語のfromのような「~から」という意味でその次の言葉が戻る場所を指し、「capo」は「先頭」、「segno」は「サイン、印」という意味なので、それぞれ以下を示します。 D.C. - D.C.まで来たら曲の最初へ戻る D.S. -「印」まで戻る 「印」…?楽譜にはたくさん「記号」がありますが、いったいどれでしょう? 昔は記号を書かずにそのままずばり「segno」と表記していましたが、近年では頭文字の「S」を図案化した「」(読みは当然セーニョ)と標記するのが一般的です。 従って、D.S.まで来たら「」まで戻りましょう。 Fine(フィーネ) 演奏終了を示すFine、読み方は"ファイン"ではなく"フィーネ"です。D.C.やD.S.で曲のはじめや途中に戻ったあと、「Fine」と表記されているところで演奏が終了となります。複縦線のうえにフェルマータ()がついている場合は省略されることもあります。「Fine」はイタリア語でendの意味。イタリア映画のラストにfineと出てくるのはそのためです。 楽譜の読み方チェック それでは、実際に譜面で小節の流れを確認してみましょう! 【例題1】D.C. 【答え1】小節の最後に「D.C.」があるので譜面の最初に戻り、終わりの意味の「Fine」で終わります。 ★譜面の流れ:「A→B→C→D→E→A→B→C」 【例題2】D.S. 【答え2】小節の最後に「D.S.」があるので「印」の「」まで戻り、終わりの意味の「Fine」で終わります。★譜面の流れ:「A→B→C→D→E→B→C」 楽譜には様々な音楽記号がありますので、積極的に覚えていくことで演奏がよりスムーズになります。ぜひ一緒に学んでいきましょう!次回は、反復記号の3回目「コーダ、トゥ・コーダ」を解説します。  ...

【楽譜の読み方#06】リピート記号、1番カッコ、2番カッコ

【楽譜の読み方#06】リピート記号、1番カッコ、2番カッコ

音楽の世界に足を踏み入れるにあたり、最初のステップは楽譜の読み方を理解することです。楽譜は音楽の言語であり、その記号や表現は演奏者が楽曲を理解し、表現をする手助けをしてくれます。 本シリーズでは、初めて楽譜に触れる方にも、既に演奏経験のある方にもわかりやすいよう、音符やリズム、様々な記号や用語に焦点を当て楽譜の読み方を解説していきます。 第6回は、反復に関する記号「リピート記号」「1番カッコ」「2番カッコ」について説明します。 リピート記号 楽譜の同じ内容をくり返し反復して演奏することを指示する記号。終止線のように細い線と太い線の二重線の内側に、2つの点がついています。 下図のようなリピート記号(2つの点が二重線より右にある場合)は、ここよりうしろにあるリピート記号から、ここまで戻ってくることを意味します。なお、戻る場所が曲の始めのときは省略される場合もあります。     下図のようなリピート記号(2つの点が二重線より左にある場合)は、直前のリピート記号に戻ることを意味します(直前にリピート記号がない場合は曲の始めに戻る)。特別な指定がなければ1回だけ繰り返します。 この基本ルールを踏まえて譜例を見てみましょう!   【例題1】 【ヒント】 Dの後ろにあるリピート記号から→ 直前のリピート記号に戻る! 【答え】 A→B→C→D→C→D【例題2】   【ヒント】 直前にリピート記号がない場合は曲の始めに戻る! 【答え】 A→B→A→B→C→D【例題3】   【ヒント】 リピート記号が連続する場合は、細い線は省略されることがある!【答え】A→B→A→B→C→D→C→D 3つの譜例の演奏順、頭のなかで連想できましたか? 慣れないうちは、演奏する前にA-B-C-D-C-Dという風に書き出してみるといいでしょう。 1番カッコ、2番カッコ リピートでくり返して演奏するときに、最後の部分(1~数小節のことが多い)だけ内容が異なる場合に、この記号を使います。 1番カッコ くり返しの際に、1回目のみ演奏します。リピート記号で一度戻ったあとの2回目は演奏しません。...

上達の秘訣はギターのコンディションに有り!! ギターメンテナンスのススメ<実践編:ストラトキャスター> 【produced by Go! Go! GUITAR #05】

上達の秘訣はギターのコンディションに有り!! ギターメンテナンスのススメ<実践編:ストラトキャスター> 【produced by Go! Go! GUITAR #05】

今年もギターの“大敵”、梅雨シーズンが到来。湿気対策はもちろん、雨で家にいる時間が増えるこの時期、ぜひご自身の楽器の状態をチェックする良い機会。今回は基礎編に続き、リペアショップなどで行われるプロのメンテナンス作業を紹介します。 構成/Go! Go! GUITAR編集部 取材協力/草野豊(kusakusa88) ◆この記事で学べること ・メンテナンス手順01:状態確認〜クリーニング準備 ・メンテナンス手順02:ボディーのクリーニング〜ネック調整 ・メンテナンス手順03:電装系の確認・調整〜組み直し ・メンテナンス手順04:弦高・オクターブ・ピックアップ高調整〜最終チェック     実際のメンテナンス作業を見てみよう    楽器店やリペアショップなどにギターのメンテナンスを依頼するケースは、不具合・不調の解消を目的とする場合と、ベストコンディションに保つことを目的とする場合とがあります。プロミュージシャンや頻繁にライブ活動をしている人以外、なかなか普段使いでギターをメンテナンスに出す習慣はないかもしれません。普段自分自身で楽器の調整を行なっている人でも、定期的にプロのメンテナンスを受けることで大切な楽器がその性能を100%発揮できる環境を整えられるのでオススメです。 ここではリペアショップに持ち込まれたギターを実際にメンテナンスする工程を順を追ってご紹介します。あくまでも作業工程は一例となりますが、プロのリペアマンがどのような作業をしているかを見ていきましょう。   ◇対象機種:フェンダー ストラトキャスター   〜今回のメンテナンスメニュー〜 ※順不同 ギターの全体セットアップ(調整) ・ロッド(ネック調整) ・オクターブ調整 ・弦高調整 ・ピックアップの高さを含めた電装チェック ・ナット溝調整 全体クリーニング   メンテナンス手順01:状態確認〜クリーニング準備  ...

上達の秘訣はギターのコンディションに有り!! ギターメンテナンスのススメ<基礎編:普段のお手入れと保管方法> 【produced by Go! Go! GUITAR #04】

上達の秘訣はギターのコンディションに有り!! ギターメンテナンスのススメ<基礎編:普段のお手入れと保管方法> 【produced by Go! Go! GUITAR #04】

ジメジメした梅雨時を越え、うだるような暑さの真夏に突入するこの時期、ギターにとっては寒暖差や湿気など厳しい環境と言えます。刻々と変化するギターのコンディションを常にベストな状態でキープすることは演奏面・サウンド面のどちらにとっても非常に大切です。基礎編となる今回は、普段から気を付けておきたいメンテナンスのポイントや、作業方法などを紹介します。 構成/Go! Go! GUITAR編集部 取材協力/草野豊(kusakusa88) ◆この記事で学べること ・日常のお手入れ ・上手な保管方法 ・調子が悪いな、と感じたら     日常のお手入れ   日頃、ギターを弾き終わったらひんぱんに清掃してきれいな状態を保っていると、楽器を良い状態でキープできるだけでなく、何か不調を感じた場合に原因を特定しやすくなります。逆に、弾いたあとそのまま放置していると楽器全体のコンディションが下がったり、汚れがもとになってさまざまな不具合に発展する恐れもあります。 練習後のお手入れ方法   練習したあとは汗や手アカ、油脂などでギター本体やパーツ類に汚れやくもりだ出ます。そのままにして時間が経つと乾いて拭き取りにくくなる上、弦や金属パーツのサビの原因にもなります。演奏のあとはこまめに拭くようにしましょう。   ★POINT1「ネック裏&ボディ」 通常の練習後は市販のクロスでから拭きをするだけで汚れを落とすことができます。しばらく弾かない場合や汚れがひどい時には専用のギターポリッシュを軽くクロスに取って使い、きれいなクロスで完全に乾くまで拭き上げましょう。     ★POINT2「ペグ&ブリッジ」 ペグやブリッジなどの金属パーツも基本は何もつけずにから拭きするだけでOKです。くすんできてしまった場合には市販の金属磨き(研磨剤)を使用することで輝きを復活させることができますが、メッキ塗装されたパーツなどは塗装がはがれてしまうので使用できないので気を付けてください。また、周囲の木材やボディの塗装などに研磨剤がつかないようにマスキングテープで保護をするなど対策しましょう。     ★POINT3「弦・指板&フレット」 弦は汗や手あかなどをそのままにしておくとサビるのが早くなるので、弾き終わったらすぐにクロスで1本ずつつまむように拭きましょう。指板も合わせて拭いておくと汚れがたまりづらくなります。弦交換時や汚れが目立つときはレモンオイルなどをクロスに適量取って拭き上げましょう。フレットは金属製なので使っているとくすんできます。市販の金属磨きや専用のフレット磨きなどを使うときれいになります。使用する際は指板をマスキングテープなどで保護しておきましょう。    ...

アコースティックギターのハイテクプレイに挑戦!! 【produced by Go! Go! GUITAR #03】

アコースティックギターのハイテクプレイに挑戦!! 【produced by Go! Go! GUITAR #03】

アコースティックギターの奏法と言えば、ピックでコードをジャカジャカとストロークしたり、フィンガーピッキングでアルペジオを奏でたりするのが一般的。ロックなサウンドで派手に演奏するエレキギターに比べると地味な楽器だと思われがちだが、アコギにも派手でカッコイイテクニックが数多く存在する。今回はそんなアコギのハイテクプレイの基本を紹介しよう! 解説/松居悠太(『絶対にわかる! 弾けるハイテクアコギプレイ』より) 構成/Go! Go! GUITAR編集部 ◆この記事で学べること ・右手奏法の基本1「ネイルアタック」 ・右手奏法の基本2「ラスゲアード」 ・低音弦と高音弦を分けるピッキング ・スラム奏法にチャレンジ!   右手奏法の基本1「ネイルアタック」    まずはじめに習得してほしい奏法が「ネイルアタック」です。このあとの奏法もネイルアタックのストロークが基本となりますので、ここでしっかり弾けるようにしておきましょう。 ネイルアタック・ストロークはダウンピッキングでは中指と薬指を打弦すると同時に、掌の親指下(Palm)でボディーを叩いています。アップピッキングでは人差指のみ、または人差指と中指の2本で行います。2本同時で行う場合は指をしっかり揃えてピッキングしましょう。ダウンストローク時に手首を少しひねるようにしてパームをボディーにぶつけて同時にピッキングするのがポイントです。   ネイルアタックの構え   パームでボディーを叩く場所     ダウンストロークの準備   ネイルアタックのダウンピッキング   アップピッキング      ...

1フレーズ5分ずつ弾く! 基礎力を鍛えるギターワークアウトフレーズ 【produced by Go! Go! GUITAR #02】

1フレーズ5分ずつ弾く! 基礎力を鍛えるギターワークアウトフレーズ 【produced by Go! Go! GUITAR #02】

今回はギター演奏、特に弾き語りやバンド演奏における伴奏で必要になる基礎力を鍛えるためのエクササイズ“ワークアウトフレーズ”を紹介しよう。1つのフレーズを1日5分弾くことで、次第に実力アップが実感できるハズ。30秒×10回、1分×5回…といったように、区切りながらトータルで5分のエクササイズにレッツトライ! 構成/Go! Go! GUITAR編集部 ◆この記事で学べること ・エレキギターワークアウト  ピッキング/フィンガリング/メジャースケール/アルペジオ/カッティング ・アコースティックギターワークアウト  8ビートストローク/16ビートストローク/8ビートカッティング/3フィンガーピッキング/ハイブリッドピッキング   エレキギターワークアウト   01~05はエレキギターのエクササイズ。ピッキングとフィンガリングを鍛えるフレーズからアルペジオやカッティングまで、実際に曲を演奏するときに身につけておきたい基礎力を磨こう。 (以下、引用『ギターワークアウトブック』より) ■01 開放弦を使ったピッキング      ダウンピッキングとオルタネイトピッキング、1小節目は8分音符でダウンピッキングのみ、2小節目は16分音符でオルタネイトピッキングで行う。16分音符を弾くときはテンポが遅れてしまわないようにメトロノームなどを使って練習するといいだろう。 ピックの構え方には一般的に“水平アングル”と“順アングル”とあるが、それぞれの弾いたときの感触や音色の違いなども確認しておこう。 ■02      6弦から1弦までのフィンガリング      6弦から1弦までの上行では、次の弦に移るまで先に押さえた指は押さえたままにしておく。実際の曲などを弾く場合では必ずしもこれを守る必要はないが、左手の綺麗なフォームを身につけるのに効果的なトレーニングである。   6弦5~8フレットを1指1フレットで押弦している状態。   ■03 ハイポジションで弾くCメジャースケール      7~10フレットで弾くトレーニングだ。始めはダウンピッキングだけでも構わないが、最終的にはオルタネイトで弾けるようにしよう。弦が移るタイミングに関係なく、ピッキングのダウン/アップは規則的に行う。...